ルノワール展を観てきた。
オルセー美術館やオランジュリー美術館所蔵のルノワール作品が来日。
「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」は初来日。「都会のダンス」「田舎のダンス」は45年ぶりの来日だという。
若いとき、磁器の絵付け職人だった自称「絵の労働者」・ルノワール(1841-1919)。
印象に残ったのは、「クロード・モネ」の肖像画。「ぶらんこ」。そしてリウマチで動かなくなった手で描いたという晩年の「浴女たち」。赤塚不二夫の「これでいいのだ」の精神を感じた。
「絵は見るものじゃない。一緒に生きるものさ」というルノワールのことばも心に残った。