「加計文書、文科省で共有=民進が「メール写し」公表」

 以下、時事ドットコム(20時05分)から。

 学校法人「加計学園」の獣医学部新設をめぐり、文部科学省内でやりとりされたメールの写しとされる文書。民進党が2日公表した(画像の一部を加工してあります)

 学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設計画で、内閣府文部科学省に対し「官邸の最高レベルが言っていること」などと早期開学を求めたことを記したとされる文書について、民進党は2日、文書が同省内で共有されていたことを示すメールの写しを入手したと発表した。同党は文書の存在を裏付けるものだとして文科省に再調査を求めている。


 民進党が2日の「加計学園疑惑調査チーム」会合で、文科省関係者から入手したメールの写しとされる文書を公表した。それによると、昨年9月27日、文科省専門教育課の係長が、省内の複数の宛先にメールを送信。前日に内閣府の藤原豊審議官らと行った「打ち合わせ概要」を記録した文書ファイルが添付されていた。
 「取扱注意」とされた打ち合わせ概要には、内閣府側が文科省に「平成30(2018)年4月開学を大前提に、逆算して最短スケジュールを作成し、共有いただきたい。これは官邸の最高レベルが言っていること(むしろもっと激しいことを言っている)」などと求めたことが記載されている。(2017/06/02-20:05)