「文科省現役職員が“メール”の存在認める」

 以下、日テレニュース24(2017年6月8日 14:19)より。

学校法人「加計学園」の獣医学部新設をめぐる問題<詳細・続報>

 加計学園獣医学部開設を巡る問題で、文部科学省の現役職員が「官邸の最高レベルが言っている」などと書かれた文書が添付されたメールの存在を認めた。

 文書は当初、民進党などが入手したもので、去年9月、内閣府の藤原審議官が、文科省の担当者に「官邸の最高レベルが言っている」と話したなどと書かれている。

 政府は、文科省内の調査で、文書やメールを「確認できなかった」と繰り返し、「出所が分からないので再調査は行わない」との方針を崩していない。しかし、日本テレビの取材に対し、文科省の現役職員がこの文書が添付されたメールを実際に見たことがある、と存在を認めた。この職員は、文科省による調査の対象にはなっていない。

 この文書の再調査を求める声は野党だけでなく、与党内からもあがっている。