「お金払って(新聞を)買ってんだよ」 二階氏発言要旨

 以下、朝日新聞デジタル版(2017年6月30日18時56分)から。

 自民党二階俊博幹事長が30日夕、東京都国分寺市で行った東京都議選の応援演説の要旨は次の通り。

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 20年も30年も国会議員やっているんだから、腕は利きますよ。政治やっていたって、腕の利かないやつもあるじゃないですか。そんなのダメです。新しい用語を使って、なんとかファーストってあるでしょう。ファースト、じゃあ、セカンドに誰が立つのか。もっと真面目に政治をやってもらいたいよね。

 マスコミがあんなに(取材に)来ているが、言葉ひとつ間違えたらね、すぐいろいろなところへ話になるんだ。選挙弱かったら落とされちゃうよね。私らを落とすなら、落としてみろって。マスコミの人だけが選挙を左右するなんて思ったら大間違いですよ。マスコミは偉いんです、偉いには違いないが、偉いっていったって限度がある。みんな、頼んでいるわけじゃないんだから。

 あんたらどういうつもりで書いているか知らんが、我々はお金払って(新聞を)買ってんだよ。買ってもらっていることをやっぱり忘れちゃダメじゃないかな。こんなこと言うと、また明日、何を書かれるか分からないが。