「「死に票」33%で前回並み 与野党で格差鮮明に」

以下、日本経済新聞( 2017/10/23 10:55)より。

 小選挙区の候補者に投じられた票のうち、当選や比例復活につながらなかった「死に票」は約1850万票あった。全体に占める割合は33.7%で、前回の32.1%からほぼ横ばいだった。選挙結果を反映し、与野党の格差が鮮明となった。

 政党別では、小選挙区と比例復活で計255人が当選した自民党が6.5%、8人の公明が10.0%と低かった。

 野党側は、206選挙区に候補を立てた共産党が当選5人で94.7%と最も高く、198選挙区で当選44人の希望の党は67.0%、47選挙区で当選10人の日本維新の会も65.1%に達した。

 野党第1党に躍進した立憲民主党は63選挙区で45人が当選し死に票率は19.5%にとどまった。

 データは23日午前6時現在で当選者未判明分を除く。自民党追加公認した無所属候補は無所属として集計した。

〔共同〕