「トランプ氏「私も核のボタン持っている」北朝鮮を牽制」

amamu2018-01-04


 以下、朝日新聞デジタル版(1/3(水) 11:13配信)から。
 喜劇王チャップリンの傑作・映画「独裁者」(The Great Dictator)を思い起こさせてくれる話ですが、まさにこれは喜劇ではなく、悲劇です。
 全く笑えません。

 トランプ米大統領は2日、北朝鮮金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が米本土の攻撃可能な核弾頭搭載のミサイルを実戦配備したと宣言したことを受け、「私の(核兵器)はもっとパワフルだ」とツイッターに書き込んだ。

 トランプ氏は「北朝鮮のリーダーの金正恩が『核のボタンが常に机の上に置かれている』と言った」と、正恩氏の新年の辞に言及。「食料に飢え、枯渇した(北朝鮮の)政権の誰か、私も核のボタンを持っていると彼(正恩氏)に知らせてくれ」とした上で、「しかし、私のは彼のよりももっとずっと大きく、パワフルだ。そして私のボタンは機能する」と牽制(けんせい)した。

 トランプ氏はこの日朝にもツイッター北朝鮮に言及。「制裁や他の圧力で北朝鮮に大きな影響が出始めている」とし、「ロケットマン(正恩氏)は今、初めて韓国と話したがっている。良いニュースかもしれないし、違うかもしれない。見てみよう!」とつづった。(ワシントン=杉山正)