「官僚の忖度、背景に内閣人事局 異を唱えれば「クビ…」」

f:id:amamu:20051228113104j:plain

 以下、朝日新聞デジタル版(2018年3月15日21時50分)から。

 「私個人には、理解ができない」。14日の参院予算委員会で、森友学園との国有地取引に関する決裁文書の改ざんの理由を聞かれ、財務省の太田充・理財局長はこう答えた。

 財務省の当事者でさえ「理解できない」ことが、なぜ起きたのか。小泉純一郎元首相は13日夜、BSフジの番組でこんな見方を示した。

 「総理が『私や妻が森友学園、関係あったら総理も国会議員も辞める』と言った。忖度(そんたく)したんだよ」

 忖度――。森友学園や、加計学園獣医学部新設をめぐって何度も登場し、昨年の流行語大賞にも選ばれた言葉だ。霞が関をめぐって語られる理由の一つに、2014年5月に誕生した「内閣人事局」の存在が挙げられている。

 (後略)