「大谷、ダメ押しの三塁打 監督「あの1本大きかった」」

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以下、朝日新聞デジタル版(2018年4月13日16時33分)から。

 大リーグは12日、各地であり、エンゼルスの大谷はロイヤルズ戦に8番指名打者で先発出場し、七回2死満塁で右中間へ3点三塁打を放つなど、4打数1安打3打点、1敬遠四球だった。エンゼルスは5連勝で11勝3敗とし、ア・リーグ西地区首位を守った。

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 ダメ押しの一打だった。エンゼルス1点リードで迎えた七回、カルフーンの2点適時打で追加点を挙げた後、2死満塁で大谷が打席に立つ。緩いチェンジアップを空振りした次、97マイル(約156キロ)の直球をとらえると、右中間を破る走者一掃の三塁打となった。

 「チェンジアップはいい球だったので、頭の隅にあって。まっすぐも速い投手だったので、頭には入れていた」と大谷は事も無げにいう。緩急自在に対応する判断力と瞬発力を発揮した打撃に、ソーシア監督も「あの1本が大きかった」とうなずいた。(カンザスシティー=山下弘展)