「「厳しい内角攻め、顔近くへも それでも大谷2安打」

f:id:amamu:20051228113104j:plain

 以下、朝日新聞(2018年4月21日15時53分)から。

(20日、大リーグ・ジャイアンツ8―1エンゼルス

 4連敗のチームにあって、大谷は4打数2安打と気を吐いた。「凡退した打席でも理由がはっきりして、次の打席へ生かせた」と、前日の無安打をまったく引きずらなかった。

 大谷の打力を認めているがゆえに、対戦相手は厳しく内角を突いてくる。二回の第1打席は初球から懐を突かれた。2球目は顔近く。3球目の内角球はとらえたが、一塁線への痛烈なファウルになった。「おそらく、もうインコースはないと思ったので」。4球目、低めのカーブを拾い、中前へ。投手心理も冷静に読めていた。

 試合前はブルペンに入り、直球ばかり20球。「あとはしっかり実戦レベルで投げられるように、一日一日ケアしたい」と大谷。右手中指にできたマメの回復具合も、順調なようだ。(アナハイム=山下弘展)