以下、朝日新聞デジタル版(2018年5月2日17時37分)から。
3試合ぶりの先発出場だったエンゼルス・大谷翔平は四回の第2打席で三塁線を破る二塁打を放った。初球、外角の緩いカーブに反応。「(球種やコースを)はってはなかったけど、頭にはあった。飛んだところもラッキーだった。いい打席だった」と振り返った。
27日(日本時間28日)のヤンキース戦で痛めた左足首は、テーピングを巻いて保護しているが、ランニングも普通にできるまで回復した。遊ゴロだった二回の第1打席も一塁まで全力疾走。オフだった前日の30日(日本時間1日)も「練習していました」という。
開幕から1カ月が過ぎた。「初打席も、初登板もドキドキ、ワクワクしました。そこは特別だったんじゃないかなと思う。きょうの打席も、同じ気持ちで入れている。でも、どう始まるかより、どう終わるかのほうが大事だと思っているので」。前だけを向いて、突っ走っていく。(アナハイム=山下弘展)