「大谷は英語を習得中も、チームメートも日本語の習得に興味」

 以下、The Answer(2018.05.27)より。

(前略)

 トラウトのみならず、チームメートはみな、大谷が少しでも早く溶け込めるような雰囲気づくりを意識しているという。

「彼が入って僕らが彼と会った時、彼は仕事をしよう、より上手くなろうとしている印象だった。もちろんピッチャーと打者の二役としてね。チームとしての僕らは大きい家族のようなものだから、僕らは彼が居心地良く過ごせるようにしたい。私は日本には行った事がないが、こっちとは少し違う。僕らは彼が居心地良く過ごせるようにしているんだ」

 大谷も溶け込むために英語を習得中だが、チームでは逆に日本語を覚えようとしている選手が少なくないのだという。

「彼はここで英語を覚えようとしている。けどクラブハウスの皆も日本語を覚えようとしているのが面白いね」

 スプリングトレーニングでは、大谷の評価は決して高くなかった。オープン戦でも投手としては2試合で防御率27.00。打者としても32打数4安打と結果が出せず、順応に時間がかかるだろうと思われていたのだ。だがその“低評価”を見事に裏切ってみせた。

 (後略)