27日のことになるが、以下、朝日新聞デジタル版(2018年8月29日05時00分)から。
エンゼルスの大谷翔平は、ロッキーズ戦の四回、得意とする左中間へ逆転の15号3ランを放つ。「いいスイングができた」。日本選手のルーキーでは、2005年の井口資仁(ホワイトソックス、現ロッテ監督)に並んだ。
自身より上にいるのは、16本の松井秀喜(ヤンキース)と、18本の城島健司(マリナーズ)だけ。それなのに、「シーズンを通してみたら、自分に与えられた仕事はできていない」と素っ気ない。
やはり、投げてこそ、二刀流であってこそ、との思いは強い。この日、試合前に、右ひじ故障後では3度目となる実戦形式の投球練習もこなした。「もう、いけますよ」と大谷。投げたくて、うずうずしている。(アナハイム)