「杉田氏の謝罪会見求め2万6千人署名 性的少数者の親ら」

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 以下、朝日新聞デジタル版(2018年8月31日21時19分)から。

 自民党杉田水脈(みお)衆院議員が、同性カップルを念頭に「子供を作らない、つまり『生産性』がない」などと月刊誌への寄稿で主張した問題で、性的少数者の子を持つ母親らが31日、自民党本部を訪れ、杉田氏に謝罪会見を開かせるよう求める2万6650人分の署名を提出した。

 提出したのは、「LGBTの家族と友人をつなぐ会」の小林りょう子さん(66)ら5人。署名サイト「Change.org」で「社会をよりよくするのが仕事のはずの政治家から発せられた発言が、子どもたちの心を傷つけ、えぐっています」と訴えた。

 対応した党職員は、署名を「性的指向性自認に関する特命委員会」の古屋圭司委員長に届けることを約束したという。杉田氏の事務所は「今のところ謝罪会見を開く予定はない」としている。

 小林さんは署名提出後、「杉田氏の寄稿などに傷つき、『生まれてこなければよかった』と、どん底に突き落とされた子たちがいる。自民党は理解増進と言うが、所属議員の理解を深められずに国民を啓発できるはずがない」と語った。(二階堂友紀)