「「トランプ氏の理解力は小学生並み」 政権の内幕本出版」

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 以下、朝日新聞デジタル版(2018年9月5日11時56分)から。

 ニクソン米大統領を辞任に追い込む「ウォーターゲート事件」を暴いた米紙ワシントン・ポストの記者が近く出版するトランプ政権の内幕本について、米メディアが4日、抜粋を報じた。在韓米軍の駐留を疑問視するトランプ氏を、マティス国防長官が「(理解力は)小学5、6年生並み」と愚痴る場面など、トランプ氏に批判的なエピソードが盛り込まれている。

 ボブ・ウッドワード氏の448ページに及ぶ「FEAR(恐怖) ホワイトハウスのトランプ」で、11日に発売される。

 著書では、1月19日の国家安全保障会議(NSC)で、トランプ氏が在韓米軍に関し、なぜ米国が朝鮮半島に人的資源や資金を投入しているのか問うたのに対し、マティス氏が「我々は第3次世界大戦を防ぐためにやっている」と答えた。

 しかし、駐留の負担を減らしたいトランプ氏は「我々は愚かなことをしなければ、もっと金持ちになれる」などと語り、納得しなかった。トランプ氏が退室した後、マティス氏は理解力が低いと嘆いたという。

 (後略)

(ワシントン=園田耕司、土佐茂生)