不登校予備群、不登校者数の3倍 中学生を調査

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 以下、朝日新聞デジタル版(2018年12月12日19時07分)から。

 日本財団は12日、全国の中学生を対象に調査を行った結果、年間30日以上欠席した不登校の生徒が約10万人おり、保健室登校をしたり、遅刻や早退が多かったりする「不登校予備軍」が約33万人いたという試算を発表した。文科省の調査でも不登校の中学生は昨年に約11万人おり、人数がほぼ同じだ。同財団は「予備軍の実態把握は、今後の対策に大きな意味を持つ」としている。

 調査はインターネットを通じて全国6500人を対象に実施。?年間欠席が30日以上?1週間以上連続で欠席する?保健室などに通う(教室外登校)?遅刻や早退が多い(部分登校)?授業中に本を読むなど、他の生徒と違うことをしがち(仮面登校)?登校――のいずれであるかを聞いた。その結果、?が3・1%、?〜?の不登校傾向にある生徒が10・2%いた。人口に換算するとそれぞれ、約10万人と約33万人という。

 (後略)

河崎優子