「桜を見る会夕食会は「最低1万円超」 立憲、差額追及へ」

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以下、朝日新聞デジタル版(2019/11/14 20:07)から。

 桜を見る会の前日に、東京都内の高級ホテルで開かれた安倍晋三首相夫妻同席の夕食会の会費が5千円だったことについて、立憲民主党安住淳国会対策委員長は14日、記者団に「当該ホテルに確認をしたが、立食の会食はどなたであっても最低1万1千円以上からやらせてもらっているとのことだ」と語った。

 安住氏は「なぜ5千円でできて、その差額はどうしたのかということは非常に大きな山だ」と今後追及していく構えを見せた。野党は同日、追及チームの人数を増やすことを決めた。

 一方、菅義偉官房長官は14日午後の会見で、民放記者から「ホテルに問い合わせたところ、1人5千円で宴会はできないとのことだった」と会費の妥当性を問われ、「首相の事務所のことで承知はしていない」としながらも、「5千円でできないことはないんじゃないか。私どもはいろいろやっている」と反論。さらに「本当に聞いたのか。責任ある人に」と逆質問する場面もあった。

 朝日新聞の調べでは、2018年に首相の事務所が募った桜を見る会を日程に含むツアーの中で、首相の後援会が「ホテルニューオータニ」を会場にして、1人5千円で立食形式の夕食会を開いていた。

 同ホテルの広報担当者は、朝日新聞の取材に対し、立食形式のパーティーは現在、1人1万1千円が基本だと説明する。ただ、「人数や料理内容など、要望に合わせて料金を決めている」とも話している。(安倍龍太郎