以下、朝日新聞デジタル版(2019/12/21 11:11)から。
兵庫県姫路市の井川一善市議（４９）＝自民、３期目＝が、「病院で検査をするため」と虚偽の理由を届け出て、２０日にあった議会運営委員会を欠席し、タイへ旅行していたことが２１日わかった。タイに滞在中の井川市議は朝日新聞の取材に「軽率だった」と事実関係を認めている。
井川市議は、市議会各会派の代表による議会運営委員会（１１人）のメンバー。委員長に欠席理由を書面で提出し、代理の市議を立てて、２０日にあった委員会を欠席した。
２１日に取材に応じた井川市議によると、虚偽の届け出を１６日ごろに提出し、同居する女性らと一緒に１９日にタイのバンコクへ向かった。旅行の理由について、井川市議は「バンコク在住の十数年来、世話になっている人の健康状態が悪いと聞き、見舞いに行くため」と説明した。虚偽の欠席理由を提出した理由について、「海外に行くと言い出しにくかった。正直に届ければ良かった。不徳、軽率のいたすところで申し訳ない」と釈明した。２２日に帰国する予定という。（直井政夫）
