以下、朝日新聞デジタル版(2020/1/28 22:35)から。
「桜を見る会」は、安倍晋三首相事務所の募集に申し込みさえすれば参加できたのではないか。28日の予算委員会で共産党議員が突きつけた文書は、そんな首相による会の「私物化」を強く疑わせるものだった。「逃げ」の姿勢を貫いてきた首相も追い込まれ、文書は不適切と認めた。
文書の日付は「2月吉日」、発送元は「あべ晋三事務所」となっており、「このたびは総理主催『桜を見る会』へのご参加を賜り、ありがとうございます」と記されている。
内閣府が招待状を発送するのは3月上旬から中旬なのに、どうして2月に、桜を見る会に参加が決まったような表現で送ることができるのか――。宮本氏は「最終的に内閣官房および内閣府において取りまとめを行っている」とする政府公表の招待プロセスと、文書との矛盾を突いた。
(後略)
(三輪さち子)