今日も相棒と一緒にハイキング。
今日のコースは名越切通と衣張山(きぬばりやま)。
名越切通へのアクセスは小坪階段口もあるようだが、今日は小坪は亀ヶ岡団地から名越切通に向かう。亀ヶ岡団地からはすぐ名越切通となる。
名越切通は、鎌倉七口(鎌倉七切通)のひとつ。三浦半島の浦賀につながる重要なルートだった。
閉鎖中だが、まんだら堂やぐら群を訪れ写真だけ撮らせてもらった。
衣張山の山頂へ向かうつもりだったが、いったん鎌倉市大町に向かう。この分岐点では、巡礼古道を経て報国寺に向かうルートもある。
このエリアは、JR横須賀線・JR湘南新宿ラインが走っている。
登山道が鎌倉市大町に出ると、周辺は平地に近い。
安国論寺・妙法寺を通り過ぎ、崖崩れから今は閉鎖している釈迦堂口切通を見る。
衣張山麓にある釈迦堂切通は切通しの風情を今に伝えるものがあるが、大町にあり、鎌倉の外区域からの通り道ではないため、鎌倉七口(鎌倉切通)には数えられていない。
がけ崩れの危険性から通行止めになっていなければ浄明寺方面に抜けられるのに残念である。
三浦半島のハイキングコースでも、まだ緑を感じられるが、宅地造成が進んだためだろう、浸食は激しい。シングルトラックの両側や片側が崖っぷちというところが少なくない。政治・軍事的、もしくは遺跡でかろうじて残された感がある。かなり前に飛行機に乗って日本列島を上空から眺めたことがあった。そのとき紀伊半島の緑の濃さに比べ三浦半島の緑は食い残したスイカのように貧相だったことを憶えている。三浦半島は、宅地造成の浸食のために、今や崖崩れの危険性にさらされている。
再度、先ほど下りた登山口とは違う鎌倉大町口から衣張山頂上をめざす。結構な急こう配だ。標高121m。頂上に着いた頃は汗をかいた。
これで名越切通からの登山道と合流した。
衣張山の頂上付近から逗子方面を眺める。
同じく衣張山頂上付近から鎌倉市街を眺める。
鎌倉市浄明寺方面へ下りる。この登山道は巡礼古道と呼ばれているようだ。
鎌倉市浄明寺の和カフェ・金魚の栖(す)でアップルパイとコーヒーを楽しむ。アップルパイはアイスクリームもついていてとっても美味しかった。