以下、朝日新聞デジタル版(2021/3/22 10:16)から。
【群馬】南スーダンの東京五輪・パラリンピック出場選手を支援している前橋市は、大会後も6カ月に1人のペースで選手を受け入れることを決めた。ふるさと納税を募り、南スーダンの国体にあたる大会で活躍した選手を招く。
市スポーツ課によると、期間は今年10月~2025年3月。4~9月はアウトドア競技、10月~翌年3月はインドアスポーツの選手をそれぞれ1人ずつ受け入れる。24年に開かれる五輪とパラリンピックのパリ大会出場を念頭に置く。1人あたり350万円の費用はふるさと納税を募る。
市は現在、選手とコーチ計5人を受け入れている。支援のために募ったふるさと納税はこれまでに3100万円以上になったという。
陸上男子1500メートルで東京五輪出場を予定しているグエム・アブラハム・マジュック・マテット選手(21)は「支援には感謝している。こうした支援の機会が続くとありがたい」と話している。(寺沢尚晃)