「二階氏、自民幹部の解散発言に不快感 「できるの首相だけ」」

以下、毎日新聞(2021/3/22 19:47(最終更新 3/22 19:47))より。

mainichi.jp

 自民党二階俊博幹事長は22日の記者会見で、下村博文政調会長森山裕国対委員長が講演やテレビ番組で4月の衆院解散の可能性に言及したことについて、「どんな幹部か知らないが、解散を決意、実行できるのは(菅義偉)首相だけだ。首相の意向を受けて地ならしのために言って歩いているなら別だが、そうだとは思えない」と不快感をあらわにした。

 二階氏は、「解散するには解散するだけの準備が必要だ。対応できる人がいろいろ言うなら別だが、そうではない人が今解散を軽々に論ずるような時ではない」と述べた。

 4月解散を巡っては、下村氏が3月18日に「(4月の首相訪米が)内閣支持率にもたぶんプラスになる。そのときに、ということは可能性としてはある。追い込まれ解散という構図はつくりたくない」と言及。森山氏も同日、「否定はできない。いろんなことがある」と述べていた。【野間口陽】