以下、朝日新聞デジタル版(2021/4/8 19:35)から。
次の総選挙の行方を占う参院広島選挙区の再選挙と参院長野選挙区の補欠選挙が8日、告示された。13日に告示される衆院北海道2区補選とともに25日に投開票される。菅政権にとって初の国政選挙で、これまでの政権運営の評価が問われる。それだけに一つでも勝ってダメージを避けたい与党側と、共闘の成果を得たい野党陣営が激しくぶつかる争いとなりそうだ。
8日の広島市。普段は物静かな自民党の前政調会長で、党広島県連の岸田文雄会長がこぶしを握りしめて声を張り上げた。
「今度こそは間違いのない人間を代表として選ばなければならない」
この日告示された参院広島選挙区の再選挙は、岸田氏のみならず政権与党にとって負けられない戦いだ。
(後略)
(岡村夏樹、楢崎貴司 吉川真布)