「大谷翔平、6回途中7K0封も2勝目ならず エ軍地区最下位転落、筒香23打席ぶり安打」

以下、Full-Count(2021.05.06)より。

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 エンゼルス大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、本拠地のレイズ戦で今季4度目の先発登板に臨んだ。投打同時出場せずに投球に専念し、6回途中で7奪三振6四球、1安打無失点と好投。勝利投手の権利を持って降板したが、救援陣が打たれて2勝目はお預けとなった。防御率2.41、フォーシームは最速99.8マイル(約160.6キロ)。「7番・一塁」で先発出場した筒香嘉智内野手は8回の第3打席で23打席ぶり安打となる右翼線二塁打を放った。3打数1安打1四球で打率.162。

 大谷は制球に苦しみながらも奪三振ショーを演じた。初回、2四球で招いた2死一、二塁ではキアマイアーをスプリットで空振り三振。2回2死一塁でアダメスから、4回2死一塁ではフィリップスから空振り三振を奪い、5回は2三振を奪った。6回に2者連続四球を与えたところで降板。84球を投げてストライク47球だった。

 筒香嘉智とはメジャー初対決だった。2回1死は初球96.4マイル(約155.1キロ)のフォーシームで力のない左飛に。4回1死は四球を与え、日本時代の2015年以来の対決は1打数無安打1四球だった。

 2日(同3日)の敵地・マリナーズ戦で右肘付近に死球を受け、3日(同4日)の本拠地・レイズ戦での先発登板を回避。この日の登板前に、マドン監督は「非常に良い状態と感じているようだ。投げる気満々だよ」と話していたが、死球の影響を感じさせなかった。

 チームは1点リードの7回に3番手右腕ゲラがロウに逆転3ランを被弾。チームは今季ワーストタイの4連敗を喫して地区最下位に転落した。踏ん張りどころだ。(Full-Count編集部)