「大谷翔平、メジャー単独トップ13号3ランでエ軍快勝 4戦3発の活躍にファンからMVPコール」

以下、Full-Count(2021.05.18)より。

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4戦3発の量産体制、本塁打争いでヤンキース・ジャッジら抜いた

 エンゼルス大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、本拠地のインディアンス戦で「2番・指名打者」で先発出場。2回の第2打席でメジャー単独トップとなる右越え13号3ランを放った。今季2度目の2試合連発で4戦3発の量産ぶり。3打数1安打3打点2四球で打率.263とした。チームは7-4で快勝し、2連勝を飾った。

 豪快な一撃は2回1死一、三塁だった。新人左腕ヘンゲスの高めに浮いた93.6マイル(約150.6キロ)のフォーシームに反応。見逃せばボール球だったが、フルスイングで右中間スタンドへ運んだ。シーズン13本塁打ブレーブス・アクーニャJr.、マリナーズ・ハニガー、ヤンキース・ジャッジを抜いてメジャー単独トップ。2戦連発は4月24、25日(同25、26日)の敵地・アストロズ戦以来22日ぶり自身7度目だ。

 この一発でメジャー通算60号に到達した。飛距離431フィート(約131.3メートル)、打球速度106マイル(約170.6キロ)、角度27度。打った瞬間に本塁打と分かる弾丸ライナーだった。インディアンス戦は通算12試合で6本塁打とお得意様となっている。

 初回1死では四球を選んで4試合連続出塁。パスボール、暴投などで三塁へ進み、同1死二、三塁からレンドンの遊ゴロの間に同点のホームを駆け抜けた。4回1死でも四球を選んで出塁。6回2死、8回2死と2打席連続で見逃し三振に倒れた。

 8回の打席ではスタンドのファンから「MVP! MVP!」とコールされた。主砲のトラウトが初回の攻撃終了後に右ふくらはぎの張りを訴えて途中交代。打者・大谷が主砲不在の間に破壊力のある打撃を見せつけた。(Full-Count編集部)