以下、Full-Count(2021.05.30)より。
エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、敵地のアスレチックス戦で「2番・指名打者」で先発出場した。5回の第3打席で左前2点打を放つと、7回の第4打席では中前打。今季14度目のマルチ安打をマークした。5打数2安打2打点で打率.269。チームは4-0で完封勝ちし、連敗を2で止めた。
登板翌日の大谷が躍動した。1点リードの5回2死二、三塁。剛腕モンタスの内角をえぐる97.1マイル(約156.3キロ)のフォーシームを左前へ弾き返した。技ありの一打は2点タイムリーとなった。すかさず二盗を決め、今季7個目の盗塁をマーク。レンドンの右前適時打で4点目のホームを踏んだ。
7回1死一塁では元同僚のベドロジアンから打球速度110マイル(約177キロ)の中前打。5試合ぶりの複数安打をマークした。登板翌日のマルチ安打は5月6日のレイズ戦以来、今季2度目だ。前日28日(同29日)は投打同時出場せずに投手専念。7回途中5奪三振3安打3失点と力投したものの、今季初黒星を喫した。ナイター登板からデーゲーム出場とハードな日程を物ともせず、チームの連敗をストップさせた。(Full-Count編集部)