「大谷翔平、自己最多4勝目で日米通算50勝! 7回2失点好投&自ら同点打でエ軍快勝」

以下、Full-Count(2021.07.07)より。

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今季最長タイの7回を投げて5安打2失点で今季4勝目をマーク
エンゼルス 5ー3 Rソックス(日本時間7日・アナハイム

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 エンゼルス大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、本拠地のレッドソックス戦に「2番・投手」で出場し、日米通算50勝目をマークした。今季最長タイの7回を投げて5安打2失点と好投。打っても初回に自ら同点打を放ち、2018年に並ぶ自己最多タイの4勝目。エンゼルスは5-3で勝利し、貯金1とした。

 初回にJD・マルティネスの犠飛で先制点を奪われた大谷。その裏、先頭のフレッチャーが二塁打で出塁すると、自ら同点の適時二塁打を放って試合を振り出しに戻した。さらに、大谷とバッテリーを組む捕手のスタッシーに左翼スタンドに飛び込む2ランが飛び出して逆転に成功した。

 大谷は2回を3者凡退に封じると、相手打者アローヨの折れたバットを拾い、手渡すという紳士的な振る舞い。4回も走者を背負ったが、レッドソックスの中軸を封じて得点を許さなかった。6回1死三塁でJD・マルティネスに左前適時打を浴びて1点差に迫られ、なおも一打同点のピンチだったが、ボガーツのフェンス際への大飛球をラガレスがジャンピングキャッチ。スーパープレーが飛び出してピンチを脱した。

 その裏に2点の追加点をもらった大谷は7回も続投。先頭のデバースに一、二塁間を破る右前安打を許し、スタッシーの捕逸で走者が二塁まで進んだが、レンフローを空振り三振、アローヨを二飛に打ち取って2死し、最後はサンタナも二ゴロに打ち取って窮地を脱した。

 この回で降板となった大谷は今季最長の7回を投げて5安打4奪三振2失点と好投。今季2度目の無四球で、投じた89球のうち65球がストライク。ストライク率は73%と、この日は制球が安定し、打っては初回に同点打を放って4打数1安打1打点で打率.276となった。

 大谷のあとを受けたマイヤーズが四球で走者を出しながらも、後続を打ち取ってリードを守ると、最終回は守護神のイグレシアスが締めて、エンゼルスは快勝。43勝42敗とし、貯金を1に戻した。(Full-Count編集部)