「「僕なら大谷翔平をMVPに選ぶ」 最年少受賞ゲレーロJr.が球宴初の偉業絶賛」

以下、Full-Count(2021.07.14)より。

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史上3組目の親子本塁打を達成「実際のところは僕が選ばれて幸せに思うよ」
ア・リーグ 5ー2 ナ・リーグ(日本時間14日・デンバー

 MLBのオールスターは13日(日本時間14日)、ロッキーズの本拠地クアーズ・フィールドで行われた。ブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.内野手が史上最年少でMVPに輝いたが、ゲレーロJr.は試合後の会見で「オオタニをMVPに選ぶよ」と語り、「1番・DH」兼先発投手として出場したエンゼルス大谷翔平投手をMVPに挙げた。

 ゲレーロJr.はア・リーグの「2番・一塁」で先発出場し、バーンズから左中間スタンドへ特大のソロを放った。これがオールスター史上200本目の記念のアーチになった。父親のブラディミール・ゲレーロエンゼルス時代の2006年に本塁打を放っており、史上3組目の“オールスター親子ホームラン”だった。

 栄冠を手にしたゲレーロJr.は「実のところ、僕はオオタニをMVPに選ぶよ。でも、実際のところは僕が選ばれて幸せに思うよ」と、大谷を絶賛しつつ、MVP受賞の喜びを語った。大谷はこの日、投手としては160キロ超の真っ直ぐを連発し、1イニングをパーフェクトに抑え、打者としては二ゴロ、一ゴロと2打数無安打だった。

 前日のホームランダービー中には、大谷との記念写真も“おねだり”していたゲレーロJr.。改めて大谷への印象を問われて「彼はこの世界のものじゃないよ。別の世界から来たんだ。彼はアンビリーバブルだ。なんて言っていいか分からないよ。打って投げて全てやるんだから」と、語っていた。(Full-Count編集部)