「日に日に世界が悪くなる 気のせいか そうじゃない」「野垂れ死にするかもしれないね」(ハンバートハンバート)の朝ドラの歌のように、アメリカ合州国は、ミネアポリスで大変な事態が起こっています。
とりわけ昨年より反トランプキャンペーンの「王さまはいらない」運動が盛り上がっているアメリカ合州国。
移民取り締まりを強化するトランプ政権の政策のもとで、ミネアポリスで1か月も経たないうちに2名の市民が射殺されたことから、ミネアポリスをはじめ全米でデモが広がっています。こんな短期間に2名も市民が射殺されるなんて、平均的日本人の私たちには、想像もつきません。
ただし、これは、「独裁」という点で、ひとごとではないようです。
「過労死」批判も恐れず、「働いて働いて」と5回繰り返して、流行語大賞まで受賞する"栄誉"まで頂戴したにもかかわらず、仕事をせずにしごとを放り投げての通常国会冒頭解散・総選挙。それも真冬の極寒、年度末・入試時期に、です。海外居住者もふくめて全有権者の選挙権はきちんと保障されるのでしょうか。
今回の解散は異例づくめ。大義が全く感じられません。「TM(True Mother)特別報告書」による自民党の統一教会汚染問題、政治とカネ問題などなど、問題隠しの自己都合解散は明らかです。そして「高市早苗が総理大臣でよいのかを決める総選挙」とは!はて、全権委任・白紙委任を求める選挙の様相です。
過去に二度も否定された大阪都構想。維新のダブル選挙も政治の私物化と国保問題追及逃れという他ありません。
もし消費税減税が高市首相の「悲願」であるならば「働いて働いて」というコトバ通り働けばよい。仕事をして下さいという国民の声に背き、高市首相は仕事をする気がないようです。ウソをつくのも下手という印象です。
思えば、オリンピックに反対する人々を「反日」と指弾した安倍晋三元首相自身が「反日」でした。こんな下手な芝居に国民はまた騙されてしまうのでしょうか。
無責任な放漫財政。軍拡。
そして、円安・インフレ。
元文部科学事務次官・前川喜平氏は、「「高市円安」「高市インフレ」です。戦時のような際限のない軍拡をし、他方で国民生活を窮乏化させています」と述べています。
立憲民主党と公明党が「中道改革連合」を立ち上げましたが、「中道改革連合」は、先制攻撃ができる違憲の安保法制を「合憲」と言い切り、原発再稼働も容認しました。2015年の安保法制強行採決をきっかけに市民と野党の共闘が強められてきましたが、その流れに背を向けたかたちです。
八王子では、統一教会と関係が深いとされている萩生田氏(「TM(True Mother)特別報告書」でも言及されているようです)に対して、「中道改革連合」は、有田芳生氏(元立憲)をおろして比例候補にまわしたと聞きました。
今回の選挙で問われているのは、独裁を許すか否か。専制政治を許すか否か、でしょう。
けれども、独裁を許した世界がどうなるかは明らかです。
アメリカ合州国の国王いらない運動は、トランプ大統領のご乱心ぶりと、ICE(移民関税執行局)の移民強制送還問題で全米で抗議デモが起こっています。くり返しになりますが、ミネアポリスでの成人女性、そして、成人男性の発砲死亡事件で、さらに一段と大きな怒りのストライキ・デモが起こっています。
日本でも、スパイ防止法、学習指導要領改定、原発再稼働、核武装化など、心配なことばかりです。白紙委任状など渡したら、トンデモないことになりそうです。