こうした背景には公立に対する不信感があるとも報じているが、こうした不信感は日本の学校全体をよくすることにはつながらないだろう。税金でまかなっている公立学校をよくしていこうと応援することが肝心だからと思うからである。
私は私立大学の附属高校で長年教えてきたが、これは単なる偶然だけれども、二人の子どもは、小学校・中学校・高校と全て公立だ。
最近は私の職場でも、ごく一部の保護者ではあるが、高い学費の見返りに至れり尽くせりのサービスを求められることが多くなり、かなりわがままな要求が増えてきたような気がするのは、私の単なる気のせいか。