相棒といっしょにご近所をお散歩。
自分で聞いたり見たりしたわけではないが、オオルリ・マヒワ・アオジ・イカル・アオバト・アマツバメを聞いたり見たりしたという探鳥会の報告メールをいただいた。
以下、朝日新聞デジタル版(2021/4/17 5:00)から。
色とりどりの多くの傘が、公園や通りを埋め尽くした。2019年8月18日。政府に抗議するために集まった市民は、170万人に上ったとされる。
警察との大きな衝突はなく、デモは平和裏に行われた。その日、その場にいた誰もが知っている明白な事実である。
ところが、香港の裁判所はこの日のデモは無許可集会であり、これを組織したり、参加したりしたことなどは罪に当たるとの判断を下した。
きのう、香港紙創業者の黎智英(ジミー・ライ)氏に禁錮刑を科すなど、民主派の重鎮たちを厳しく罰する判決が一斉に言い渡された。
言論の萎縮を狙った懲罰であり、香港の自由を揺るがす不当な政治弾圧である。断じて容認できない。
19年以降の反政府デモに関係する逮捕者は、すでに1万人以上に上っている。多くの民主派のリーダーたちは海外に逃れたり、拘束されたりして、活動を封じられつつある。
今年9月に実施する予定だった立法会選挙も、12月に延期される見通しになった。中国が3月に一方的に決めた選挙制度改変の手続きが、間に合わないための措置だという。
元々は昨年9月に予定されていた選挙の再度の延期である。当局の都合を優先させる恣意(しい)的な選挙期日の変更は、民意を問う選挙の本来の目的に反するものだ。
そもそも選挙制度改変により、民主派は立候補自体も難しくなるとみられている。
立候補の資格を判断する審査委員会については、行政長官がメンバーを任命し、中国の国家安全部門の情報などを元に判定する。中国に批判的な過去の言動も、審査に影響するとの見方が強い。
そのうえ、香港政府は組織的に白票の投票や無投票の呼びかけをする行為にも、刑事罰を科す条例案をまとめた。政府批判につながりうる、すべての民意の表明を徹底的に封じ込めようということらしい。
「香港の状況はますます厳しさを増しています。でも、時が後戻りするかのような時代にこそ、我々はしっかりと顔を上げ、立ち上がるべきです」
黎智英氏は最近、拘置所から新聞社の同僚たちに向けた手紙でこう訴えた。
香港で自由が奪われ、強権と暴力によって民主主義の理念がないがしろにされている現状を世界の人々が憂えている。
抗議の連帯を深めるときだ。あきらめることなく、国際社会の声をあげ続けるべきである。
以下、朝日新聞デジタル版(2021/4/16 17:00)から。
政治的なデモに参加する人には「近づきたくない」と考える傾向が、日本と中国では突出して強いことが、アジアと欧米の九つの国・地域の調査からわかった。デモは、投票だけでは表現できない不満や怒りを示す行為で、あまりに敬遠されると人々の声が政治に届きにくくなる、と専門家は懸念している。香港城市大や大阪大などが13日、論文を専門誌に発表した。
香港城市大の小林哲郎准教授(社会心理学)らは2017~18年、日中韓と香港、インド、英仏独米の九つの国・地域で約7千人にアンケート。「大卒でプログラマーとして働く24歳の男性」という架空の人物を設定し、一緒に食事したり働いたりすることや、彼が家族と交際・結婚するとしたらどう思うかを「とても抵抗を感じる」から「まったく抵抗を感じない」の5段階で評価してもらった。
この時、男性が「政治的なデモに去年から数回参加した」ことにすると、抵抗を感じる度合いが100点満点に換算して日本で約9ポイント、中国でも約7ポイント上がり、統計的にはっきりとした差が出た。その他の国・地域では大きな差はなかった。
日中など東アジアでは、人々の調和を重んじる「集団主義」の傾向が強いためではないかと論文は分析。韓国でこの傾向がなかったのは、16年から朴槿恵(パククネ)大統領(当時)への抗議デモが広がり、デモへの抵抗感が薄まっていた可能性があるとした。
(後略)
(小宮山亮磨)
相棒といっしょにご近所のお散歩。
はじめて入るカフェで休憩。
以下、Full-Count(2021.04.15)より。
13日(日本時間14日)のロイヤルズ戦で4号本塁打を含む2試合連続の猛打賞と活躍したエンゼルスの大谷翔平投手。14日(同15日)の同戦は3打数無安打に終わり、連続試合安打も途切れることになったが、この二刀流右腕の“ある”振る舞いが、敵地メディアの関心を集めている。
「ショウヘイ・オオタニが謝っていたように見える」と伝えたのは、ロイヤルズの地元紙「カンザスシティ・スター」だ。ピート・ガーソフ記者は7回の第4打席でのシーンに注目。初球、大谷が放ったファウルが捕手のペレスを直撃すると、次の瞬間、大谷は「Oh Sorry, OK?」と発した。
ガーソフ記者は「どうやら、我々はオオタニがとても礼儀正しい人間であるということを学んだようだ。7回に大谷オタニのファウルした打球が、ロイヤルズの捕手サルバドール・ペレスに命中したとき『バリースポーツ・カンザスシティ』のブロードキャスターであるライアン・ルフェーヴルが、オオタニは『ソーリー(Sorry)』とペレスに言ったようだ、と語った。MLBの試合で、このようなことを見ること(聞くこと)はめったにないことだ」と紹介した。
また、中継した「バリースポーツ・カンザスシティ」のツイッターはこのシーンを動画でアップ。「ショウヘイはいいやつだ。サルビーにファウルしたボールが当たったときに謝った」と、大谷の行動を紹介していた。
以下、朝日新聞デジタル版(2021年4月14日09時05分)から。
[ミネアポリス 13日 ロイター] - 米ミネソタ州ミネアポリス近郊の都市ブルックリンセンターで11日に警官が黒人男性を射殺した事件で、この警官と同市の警察署長がともに辞意を表明した。マイク・エリオット市長が13日、記者団に明らかにした。
市長によると、黒人男性のダンテ・ライトさん(20)を射殺したキム・ポッター警官とティム・ガノン警察署長が辞表を提出する前、市議会では両氏の解任決議案が採択されていた。
エリオット市長は「これで地域に平穏がもたらされることを願う」と述べた。その上で、ポッター氏の辞表をまだ受け入れておらず、解任の道が残っていることを明らかにし、「われわれがこの事態を真摯に受け止めているというメッセージを地域社会に伝えたい」と語った。
ライトさんは交通違反で車を止められた後、ポッター警官の発砲で死亡した。ガノン警察署長は12日、ライトさんに既に逮捕状が出ていることが分かり逮捕しようとしたが、ライトさんが再び車に乗り込み、ポッター氏はテーザー銃と間違って拳銃を発砲したと説明した。
オバマ元米大統領とミシェル夫人は13日、「またしても黒人男性が銃撃された」とし、「完全で透明性のある捜査」を求める声明を出した。