2024-01-01から1年間の記事一覧

Solas ”Shamrock City” (2013) の ”No Forgotten Man”

Solas ”Shamrock City” (2013) の ”No Forgotten Man”。 www.youtube.com www.musixmatch.com The Republic of Ireland and The United States of America 地図データ © Google ライナーノートとして五十嵐正氏の訳があるが、以下、拙訳。 (拙訳) カリフォ…

Solas ”Shamrock City” (2013) の ”Am I Born To Die”

Solas ”Shamrock City” (2013) の ”Am I Born To DIe”。 www.youtube.com genius.com The Republic of Ireland and The United States of America 地図データ © Google ライナーノートとして五十嵐正氏の訳があるが、以下、拙訳。 (拙訳) そして私は死ぬ運…

Solas ”Shamrock City” (2013) の ”Labour Song”(労働の歌)

Solas ”Shamrock City” (2013) の ”Labour Song”。 ゲスト出演としてスコットランドの ディック・ゴーン (Dick Gaughan) にリードをとらせている。ディック・ゴーンは、1990年代にアイリッシュ・ミュージックを聞き込んでいたときに、スコットランド出身歌手…

Solas ”Shamrock City” (2013) の ”Arbor Day”(植樹祭)

Solas ”Shamrock City” (2013) の ”Arbor Day”。 ゲスト・シンガーにイーフォー・ドノヴァン (Aoife O'Donovan)を迎えてのパフォーマンス。 "Arbor Day" とは、植樹祭ということ。このなかで歌われる Columbia Gardens とは、モンタナ州はビュートにあった遊…

Solas ”Shamrock City” (2013) の ”Lay Your Money Down”

Solas ”Shamrock City” (2013) の ”Lay Your Money Down”。 ゲスト・シンガーにリアノン・ギデンズ (Rhiannon Giddens)を迎えてのパフォーマンス。 "lay your money down" とは、賭博で金を賭けろということ。 genius.com The Republic of Ireland and The U…

Solas ”Shamrock City” (2013) の ”Michael Conway”(マイケル・コンウェイ)

Solas ”Shamrock City” (2013) の ”Michael Conway”(マイケル・コンウェイ)*1。 genius.com The Republic of Ireland and The United States of America 地図データ © Google Solas “Shamrock City” の "Michael Conway"。 ようやく物語の主人公マイケル・…

Solas ”Shamrock City” (2013) の ”Tell God and the Devil”(神と悪魔に言ってくれ)

Solas ”Shamrock City” (2013) の ”Tell God and the Devil”(神と悪魔に言ってくれ)。 genius.com The Republic of Ireland and The United States of America 地図データ © Google www.youtube.com くり返されるフレーズ。 So tell God and the Devil the…

Solas ”Shamrock City” (2013) の ”Far Americay” 

Solas ”Shamrock City” (2013) の ”Far Americay”。 www.youtube.com America を Americay と綴り、アメリケイと発音しているのは、日常的・口語的なアイルランド英語の発音の影響というより、むしろ詩的な響きやリズムをよくするために、さらにいえば、韻を…

Solas ”Shamrock City” (2013) の Intro  ーA Stór Mo Chroí (Treasure of my heart)ー

Solas の コンセプトアルバム "Shamrock City" (2013)は、アメリカに渡るアイルランド移民の苦闘の物語で、その登場人物はソーラスのリーダーであるシェイマス・イーガンの父親の曾叔父のマイケル・コンウェイ。彼はモンタナ州のビュートで銅山鉱夫として働…

海を渡ったバラッド"Siúil A Rún" ー"Gone the Rainbow" (1963 / Peter, Paul & Mary)ー

Peter Paul and Mary Live at Shibuya, Tokyo (1970) クラウン(三省堂)を教科書にして東京の公立中学ではじめて英語を習い始め、英語というものに興味が湧いて、基礎英語などもラジオで聞いていた。洋楽に興味をもち、ポップス、ロックと、さらにPPMなどア…

Van Morrison の "Irish Heartbeat"(1988)と "Celtic Ray"

北アイルランド出身のヴァン・モリソン。 ダブリンの若者がソウルバンドを目指すアラン・パーカー監督の映画「ザ・コミットメンツ」(1991)で、アイルランド人はヨーロッパの黒人なのだというようなセリフがあったと記憶している*1。アイリッシュがブラックミ…

「もし僕らのことばがウィスキーであったなら」を読んだら俺もまたアイラ島のシングルモルトが飲みたくなった

「もし僕らのことばがウィスキーであったなら」(2002) おいらの仲間には大の酒好きもいて、そうした仲間とおいらも学生時代より大酒を飲んできた。中でも、親友の一人が大の日本酒とウィスキー好きで、そいつの行きつけの東京のバーでは、高級ウィスキーのボ…

マーク・ピーターセン「実践 日本人の英語」 ー日本人が英語を書こうとするときのコツと攻め方ー

「実践 日本人の英語」(2013) マーク・ピーターセン「実践 日本人の英語」(岩波新書)を読んだ。(本ブログ記事の「日本人が英語を書こうとするときのコツと攻め方」という副題は、著者によるものではなく、私が思いついた副題です。) 本書は、英語論文の…

”Caledonia” とは、古ラテン語でローマ帝国が名づけた、 Scotland のこと

www.youtube.com スコットランドに行ったことはないけれど、Talking Heads の David Byrne がスコットランド系アメリカ人であるというように、少しばかり洋楽を知れば、ときにスコットランドに遭遇する。短期間でも、アメリカ合州国やアオテアロア・ニュージ…

銀座・イエナ書店

impala.jp たまたまなのだが、イエナ書店のことが、池澤夏樹さんのHPに紹介されていた。一読してみたら、池澤夏樹さんのHPだが、守先正さんというブックデザイナーさんの書かれた文章で、ご本人が書いたものではなかった。 銀座のイエナ書店といえば、俺にも…

YouTube のおかげで、アクセントの強いいろいろなイギリス英語を聞くことができる

中学・高校生の頃より、フォークやポップス・ロックなど、アメリカ音楽に興味をもち*1、私大付属高でかけだし英語教師となって、イギリスかアメリカに研修に行ける機会を得たときも、自分は躊躇なくアメリカ合州国の西海岸で歩けそうな街・サンフランシスコ…

アメリカ大統領選におけるカマラ・ハリス氏の敗北宣言 (concession speech)

www.youtube.com トランプ氏の勝利となったアメリカ合州国の2024大統領選。 上記動画は、カマラ・ハリス氏の敗北宣言(concession speech)。 日本の戦後直後のアメリカ評価は、占領政策の影響も強く、敗戦を迎え、アメリカは民主主義の模範国というものであっ…

【karaoke】Sam Cooke の "You Send Me" (1957)

www.youtube.com "You Send Me"(1957)という唄を初めて歌ったのは、もちろんSam Cooke である。 年代的にリアルタイムで聞いたはずもないが、"You Send Me"という唄を俺が初めて知ったのは Nicolette Larson のヴァージョンで1980年代初頭のことだった。 か…

マーク・ピーターセン「心にとどく英語」を読んだ

「心にとどく英語」(1999年) 岩波新書の「日本人の英語」(1988年)を一読して、マーク・ピーターセン氏のものは読みたいと思い、いま以下の新書が本棚にある。 「日本人の英語」(岩波新書)(1988年) 「続・日本人の英語」(岩波新書)(1990年) 「心にとど…

英語版「貧困なる精神」(本多勝一)を読み始めた

The Impoverished Spirit in Contemporary Japan : Selected Essays of Honda Katsuichi(1993) 本棚の整理中なのだが、未読の本が本棚にそれなりにあって、いくつか読み始めたものがある。 "The Impoverished Spirit in Contemporary Japan" もそうした一冊…

映画「戦雲ーいくさふむー」を観てきた

ikusafumu.jp 遅ればせながら「沖縄スパイ戦史」の三上智恵監督による映画「戦雲ーいくさふむー」を地元上映会で観てきた。 力作のルポルタージュだった。 まだ見ていない方には、必見の映画である。 台湾有事の名のもとに、何がすすめられているのか。地理…

反教育的社会を変えるために、マスコミが、芸能界が、学校が、労働組合が、政治が、社会が、なにより国民が変わらなければならない

ながらく教師の仕事をしてきた者として、今回の衆議院選挙の選挙結果をみて、つくづく思うことは、今の日本社会は、はたして教育的社会と言えるのかということである。 第一に、真に教育的な社会であれば、投票率がこんなに低くてよいはずがない*1。第二に、…

明日は衆議院選挙の投開票日 ー有権者は投票に行こうー

明日は、衆議院選挙の投開票日。 最大争点のひとつが憲法であることは間違いない。 すなわち、国民主権・基本的人権・平和主義を擁護・発展させる候補者に投票し、壊憲論者に投票してはならない。 もうひとつは、いわゆる裏金議員・統一協会などとかかわりの…

「支給通知書」を入手して取材し記事にしたしんぶん赤旗 ー他のメディアは何故こんな簡単なニュースもスクープできないのかー

しんぶん赤旗日曜版と上脇教授によっていわゆる裏金問題は暴かれJCJ大賞を受賞しました。 amamu.hatenablog.com 昨日の「非公認」偽装問題も、しんぶん赤旗によるスクープでした。2000万円もの大金が、自民党本部から立候補者のいる各支部へ、直接・一括で支…

しんぶん赤旗スクープ!自民、偽装「非公認」か、公認同額の2千万円支給!来る衆院選はやはり「自共対決」!

衆院選挙終盤に、さすが自民党、さすが共産党という大ニュースが入ってきた。しんぶん赤旗が、またまた、スクープ! www.jcp.or.jp www.jcp.or.jp 「裏金非公認に2000万円/公認と同額 自民本部が政党助成金」という、このしんぶん赤旗報道にたいして毎日新聞…

「批判的思考が低い日本の教師に、批判的思考を育む授業はできない」(ニューズウィーク)

劇作家で演出家の鴻上尚史さんが X で紹介していた Newsweek の「批判的思考が低い日本の教師に、批判的思考を育む授業はできない」の記事。 さもありなんと一読して膝を打ったのだが、数年前の記事だった。 まぁ、基本的な状況の変化はないだろう。むしろさ…

「「生きる権利」と基本的人権の体系」(芝田進午)

衆議院選挙の公示が昨日なされ、今月の27日が投票日となった。 ひとつ思うのは、自公政権が、統一協会といわゆる「裏金」問題で大激震が走り、まさに政権交代の好機であるのに、肝心の一方の野党側が、維新や国民など、ゆ党といわれる自公の補完勢力は問題外…

しんぶん赤旗日曜版が「自民党派閥パーティー資金の「政治資金報告書不記載」報道と、引き続く政治資金、裏金問題に関するキャンペーン」で、JCJ大賞受賞

本日、公示となった衆議院選挙。 今回の衆議院選挙のひとつの大きな争点は、いわゆる「裏金」議員の当落と、統一協会の支援を得て当選した統一協会議員の当落である。 上脇博之教授の追及と「しんぶん赤旗日曜版」の報道とが政権を追い詰めたことが、今回の…

本多勝一氏の「「ノーベル賞」という名の愚劣賞」(1973年)と「天皇にこそノーベル平和賞を!」(1974年)

わたしは日本被団協への今回のノーベル平和賞授与を高く評価し喜びとする者のひとりであり、日本被団協のノーベル平和賞受賞に水をかける気持ちなどこれっぽっちもないが、「ノーベル賞」そのものにたいして無批判に礼讃していると受け取られても心外なので…

日本被団協が2024年ノーベル平和賞を受賞! ーその授与(受賞)決定理由の文章がすばらしいー

2024年のノーベル平和賞は日本被団協が受賞することとなった。 以下に、受賞理由の全文が掲載されている。 www.nobelprize.org 以下が、その動画。 www.bing. 日本被団協がノーベル平和賞を受賞した。 50年前に故佐藤栄作首相がノーベル平和賞を受賞した。ノ…