Shibata
明日は、衆議院選挙の投開票日。 最大争点のひとつが憲法であることは間違いない。 すなわち、国民主権・基本的人権・平和主義を擁護・発展させる候補者に投票し、壊憲論者に投票してはならない。 もうひとつは、いわゆる裏金議員・統一協会などとかかわりの…
衆議院選挙の公示が昨日なされ、今月の27日が投票日となった。 ひとつ思うのは、自公政権が、統一協会といわゆる「裏金」問題で大激震が走り、まさに政権交代の好機であるのに、肝心の一方の野党側が、維新や国民など、ゆ党といわれる自公の補完勢力は問題外…
伊東英朗監督による映画「サイレント・フォールアウト」( "Silent Fallout")*1を観てきた。 これは是非とも見るべき映画である。 fallout22.com ヒロシマ(1945)・ナガサキ(1945)・第五福竜丸(1954)、スリーマイル島(1979)・チェルノブイリ(1986)・福島第一原…
今日はヒロシマに思いをはせる日である。以下、一年前に書いた記事を再掲する。 42年前の1982年3月29日から4月2日。国連大学主催の国際シンポジウム「世界の地理的―文化ビジョン」がイギリスのケンブリッジ大学で開かれ、文化史・文化論の研究者が12か国から…
今日は、アメリカ革命の独立記念日。 おりしも7月7日に東京都知事選挙がある。 アメリカ独立は、アメリカ革命と呼ぶべきものであり、アメリカ革命は、歴史的限界は当然ありながらも、ラディカルな市民革命であったことは間違いのないところだ。 イギリスの植…
映画「オッペンハイマー」の第一印象的な個人的感想はすでに書いた。 amamu.hatenablog.com 原作は未読だが、原作以外の、映画を観る方へのおすすめの一冊である藤永茂氏の「ロバート・オッペンハイマー」についてもすでに書いた。 amamu.hatenablog.com ノ…
クリストファー・ノーラン監督*1による映画「オッペンハイマー」を劇場で観てきた。 映像もさることながら、圧倒的なロゴス、ことばの洪水の3時間だった。 1回の鑑賞では理解は難しいとの評判の映画*2で、英語も完璧に理解できたわけではないし、量子理論物…
今日はヒロシマに思いをはせる日である。 41年前の1982年3月29日から4月2日。国連大学主催の国際シンポジウム「世界の地理的―文化ビジョン」がイギリスのケンブリッジ大学で開かれ、文化史・文化論の研究者が12か国から参加し、日本からは哲学者・故芝田進午…
すでに期日前投票を済まされた有権者も少なくないと思われるが、今週、参議院選挙の投票日となる。 これまで何度か紹介しているが、哲学者・芝田進午氏はアメリカ独立宣言の意義、アメリカ革命の意義について、氏の著作「人間の権利 アメリカ革命と現代」の…
何度か紹介しているが、哲学者・芝田進午氏はアメリカ独立宣言の意義、アメリカ革命の意義について、氏の著作「人間の権利 アメリカ革命と現代」の中で以下のように書いている。 ...政治というものは、けっして自己目的ではない。それは、すべての人間に「生…
先週の日曜日、これは偶然にすぎないがアメリカ独立記念日におこなわれた東京都議選。 自公政権に対する評価。そして東京オリンピック開催に関して、東京都知事、そして東京都議会に対する評価が問われる選挙として注目していた。 個人的意見に過ぎないが、…
芝田進午編著 「人間の権利 アメリカ革命と現代」 今日は、The Fourth of July。7月4日。 アメリカ独立記念日である。 アメリカ革命、独立宣言で思い出すのは、もう40年以上も前の著作になるが、「アメリカ革命の不滅の意義」を強調した芝田進午氏の著作「人…
前掲の「前略」として略した冒頭部分を次に掲載する。 文章が書かれた時期は、アメリカ革命二〇〇周年を祝った40年以上も前の1976年であることにご留意願いたい。 今回、芝田進午さんの文章を掲載するにあたり、順序を編集して掲載したことをお許し願いたい…
今回の各党の選挙演説では「改革」はもちろんのこと、「革命」という言葉すら、競い合うかのように飛び交っているという。しかし、その中身はいかなる内容として発せられているのか。 中味のない空疎な言葉づかいであるなら、それは言霊思想の現代版にすぎな…
「実践的唯物論への道 人類生存の哲学を求めて」芝田進午(2001) 「実践的唯物論への道 人類生存の哲学を求めて」芝田進午(2001)を読了した。
www.latimes.com ジョン・サマヴィル氏が亡くなられたとロサンゼルスタイムズ紙が伝えている。 ジョン・サマヴィル氏の名前を知ったのは、哲学者・芝田進午氏の著作を通じてであった。「核時代の哲学と倫理」を購入したこともある。 これらを通じて、「オム…
「人生と思想」芝田進午(1989) 東京は渋谷で「人生と思想」芝田進午(1989)を購入した。
核時代Ⅰ思想と展望 (1987) 核時代Ⅱ文化と芸術 (1987) 「核時代 Ⅰ 思想と展望」芝田進午(1987)と「核時代 Ⅱ 文化と芸術」芝田進午(1987) を友好堂書店にて購入した。 あわせて、「梅棹忠夫の京都案内」(1987)とおなじく梅棹忠夫の「日本三都論」(1987)も購入…
「ある平和主義者の思想」(1969) アリス・ハーズ著/芝田進午編訳「ある平和主義者の思想」(岩波新書)を購入した。 平和主義者アリス・ハーズ氏は、クェーカー教徒。哲学者・芝田進午氏が東京大学の学生時代より交流していた博識な女性だ。クェーカー教徒(Q…
"Lessons of the Vietnam War" Shingo Shibata (1973) "Lessons of the Vietnam War" Shibata Shingo (1973)を購入した。 本書は、「ベトナムと思想の問題」芝田進午(1968)の英語版。アムステルダムのRBグルーナー出版社。
"Phoenix" Shingo Shibata (1976) "Phoenix" Shingo Shibata (1976) を購入した。 副題に"Letters and Documents of Alice Herz" とあるように、アリス・ハーズ氏との交流でとりかわされた文通手紙が収められている。「われ炎となりて」の英語版。アムステル…
「現代民主主義と社会主義」芝田進午 (1982) 「現代民主主義と社会主義」芝田進午 (1982)を購入した。
「現代の課題Ⅰ 核兵器廃絶のために」芝田進午(1978) 「現代の課題Ⅰ 核兵器廃絶のために」芝田進午(1978)を再読した。
学校英語にいま何が (1982) 以下、「学校英語にいま何が」大浦暁生・阿原成光編(三友社出版)(1982年)より。 わたくしにとっての外国語 -国際連帯の手段としてー 芝田進午 もう十五年ほど前のことですが、わたくしの息子が、幼稚園の先生から「お父さんの…
「学校英語にいま何が」大浦暁生・阿原成光編(三友社出版)(1982年)を購入した。 学校英語にいま何が (1982) 「学校英語を語ろう! <市民として教師として>」と題する國弘正雄さんと小田実さんの対談は読みごたえがある。 芝田進午氏の「わたしにとって…
「社会観入門」(1970) 芝田進午「社会観入門」(弘文堂)を購入した。
ボストン茶会事件( Boston Tea Party)やボストン虐殺事件(Boston Massacre)は高校の世界史で習うことだろう。ボストンは歴史的に重要な町だ。 私は、大学時代にアメリカ独立宣言の歴史的・哲学的な意義を、哲学者である芝田進午氏の著作*1から学んで、稚拙な…
「われ炎となりて」(1975) アリス・ハーズ/芝田進午編訳「われ炎となりて」(青木文庫)を読んだ。 1952年以来、13年間にわたり文通を続けたアリス・ハーズ氏と芝田進午氏。 以下、文中で紹介されていた人物の一部。 ストリングフェロー・バル博士(アメリカ…
核時代の哲学と倫理(1980) 3・1ビキニデーに参加。3・1ビキニデー(静岡)で、ジョン・サマヴィル(John Somerville)著/芝田進午・立花誠逸訳「核時代の哲学と倫理」(1980)を購入した。 「われわれの敵 ー序にかえてー」で、ジョン・サマヴィル氏による詩が…
「実践的唯物論の根本問題」(1978) 芝田進午「実践的唯物論の根本問題」を購入した。