English Language

はじめて DeepL と Bingチャット をつかってみた

雑誌では、ChatGPTなどAIの特集が眼につくようになってきています。 不勉強でChatGPTはまだ試したことはないのですが、最近の自動翻訳の精度は60%や70%のでき具合だと聞いたので、数日前にDeepLなるものを初めて使ってみたら、驚いた。まさに一瞬にして、日…

そもそも日本の外国語教育として、全ての中学生に英語スピーキング「テスト」は必要なのか

都立高校の入試に使われるという英語スピーキングアチーブメントテストが明日実施される*1。 第一に、この英語スピーキングテストは、入試としての瑕疵が多く、入試として使いものにならないという意味で、入試に使うことは適切ではない。 当然なことに批判…

大谷翔平、一試合8打点(自己ベスト)の翌日に一試合13奪三振(自己ベスト)という歴史的快挙

昨年アメリカンリーグのMVPに輝いた大谷翔平選手。 今シーズンもその活躍は続いているが、今週、連日二日間で、8打点を果たした翌日に先発投手として13奪三振を実現という快挙を果たし、またMLBのあらたな歴史をつくった。 二日間の試合とは、次のとおり。 …

「大谷翔平選手を「英語が話せないのは良くない」と持論展開。米コメンテーターが失言だったと謝罪」

以下、ハフポスト日本版(2021年07月13日 11時59分 JST | 更新 18分前)より。www.msn.com Satoko Yasuda 安田 聡子ナンバーワンである大谷翔平選手が英語を話せないのは良くない――という趣旨の発言したコメンテーターが、謝罪した。発言をしたのはスポーツ専…

「大谷選手は英語を話すべきか、米スポーツ界で激論勃発」

以下、Forbes JAPAN(7/13(火) 11:00)より。www.msn.com Tommy Beer米スポーツ局ESPNの著名アナリストのスティーブン・A・スミスは7月12日、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が英語の通訳を介してメディアと話すことを好むことは、「ゲームに悪い影響…

'I had always dreamed of owing a Ferrari.'(会話)の過去完了のニュアンス

英文法の重要項目として知られている過去完了は、過去の時間の中のある一点(時期・時間)を基軸にして、その時点までのことを叙述すると説明されるだろう。 過去完了の前に習うと思われる現在完了は、その時間的基軸は現在が機軸となる。少し機械的だが、現在…

「黒人の表記、「Black」に 米で拡大、敬意示す意味」

以下、朝日新聞デジタル版(2020年7月7日 21時00分)から。 黒人を指す英語の「ブラック」について、1文字目を小文字のblackではなく、大文字のBlackとする動きが米メディアで広がっている。白人警官が黒人男性を死なせた事件を機に米国で広がる人種差別を見…

wiretappingは、「盗聴」

新聞の1コマ漫画で、「我々は運がいい。メディアの関心が、盗聴から宗教風刺漫画の危険性に移ったから」(“We’re in luck. The media have shifted from wiretapping to the dangers of religious cartooning.”)というのが、13日のIHTに載っていた。 wiretap…

ユッスー・ンドゥールの自前のイギリス語が好きだ

ユッスーの素晴らしいアルバムJokoでは、This Dreamなど、Shaking the Tree以来のピーター=ゲイブリエル(Peter Gabriel)との競演もある。 ユッスーは、ウォロフ語以外に、少なくともフランス語、イギリス語を話す。 イギリス語は母語ではなく、おそらく後天…

文法についての課題と私の答え

文法とは何か。外国語を学ぶのに文法って必要なのか。仮に必要だとして、どのレベルの学習者に、どの程度、教える必要があるのか。そんなテーマが一週間前に応用言語学の宿題として与えられた。 バス停でバスを待つ間にメモ書きして、自室に帰って、いきなり…

「日本語に主語はいらない」を読んだ

日本語に主語はいらない (2002) 「日本語に主語はいらない」金谷武洋(2002)を読んだ。 日本語では、「私はあなたを愛しています」はいわゆる翻訳調となり、「好きだよ」のほうが、日本語らしく、また自立している。ということで英語やフランス語では、人称代…

「「英国」神話の解体」大石俊一 (1994)を読んだ

「英国」神話の解体 (1994) 「「英国」神話の解体」大石俊一 (1994)を読んだ。

「英語が第二の国語になるってホント!?」を読んだ

英語が第二の国語になるってホント!?(2000) 國弘正雄氏による対談。対談相手は、船橋洋一氏、加藤周一氏、グレゴリー・クラーク氏、鈴木孝夫氏、高円宮憲仁親王、千田潤一氏、深見東州氏。 個人的に一番面白かったのが、グレゴリー・クラーク氏。 英語とい…

「ポカリスエット」や「クリープ」はネーミングとしてはどうなんだろうか

ポカリスエット 職場で成人病検診があり、授業の合間に成人病検診を受ける。 たまたま外国人講師のB氏が同じ時間帯の受診で待ち時間がいっしょだったので雑談する。この前の話の続きで、日本語の英語で可笑しなものを尋ねると、ポカリスエット、ドライビー…

「級から段へ」松本道弘(1988) を読んだ

「級から段へ」松本道弘(1988)を読んだ。 「英語の学習法においても、長期的な視点から戦略を立てる日本人がほとんどいない」と著者自身が書いているように、英語学習を続けることが長期的にみてどうなっていくのか、いわゆる見通し路線が、全体像や構図がど…

「武器としてのことば」鈴木孝夫(1985)を購入した

「武器としてのことば」鈴木孝夫 (1985) 「武器としてのことば」鈴木孝夫(1985)を購入した。

"Phoenix" Shingo Shibata (1976) を購入した

"Phoenix" Shingo Shibata (1976) "Phoenix" Shingo Shibata (1976) を購入した。 副題に"Letters and Documents of Alice Herz" とあるように、アリス・ハーズ氏との交流でとりかわされた文通手紙が収められている。「われ炎となりて」の英語版。アムステル…

「わたくしにとっての外国語 -国際連帯の手段としてー」芝田進午(1982)

学校英語にいま何が (1982) 以下、「学校英語にいま何が」大浦暁生・阿原成光編(三友社出版)(1982年)より。 わたくしにとっての外国語 -国際連帯の手段としてー 芝田進午 もう十五年ほど前のことですが、わたくしの息子が、幼稚園の先生から「お父さんの…

母語と外国語を比較して少し考えてみた

母語と外国語を比較して考えてみた。 母語 外国語 できてあたりまえ ←→ (日本では)できなくてあたりまえ 生死にかかわる ←→ (日本では)生死にかかわらない 豊かな生を享受できる ←→ 豊かな生を享受できる 中途半端は役に立たない ←→ 中途半端はあまり意味…

英語のリズムでは文頭が肝心でSV感覚に慣れる必要がある

英語学習と英語の授業のあり方について考えると、この文は文型で分析すると何文型かという問いかけにとどまるのではなく、英文の文頭から理解して、言語活動ができるようにする必要がある。 とにかく文頭から攻める。決して後戻りしたり、戻ったりしてはいけ…