Foreign Languages
このキーウィーの女性は、結構なインテリで、世界のあちこちから来た観光客に何語を話すのか聞いたりしている。 私は、マオリ語を学んでいることも話し、ニュージーランドでは、イギリス語が公用語になっているけれど、マオリ語は、ようやく公用語になったは…
「現代ヨーロッパの言語」(1985) 言語学者の田中克彦氏とH.ハールマン氏との共著。 ケルト語系のゲーリク語(ゲーリック語)*1の箇所を斜め読みした。 54 スコットランド・ゲーリク語 Gaidhlig スコットランドのゲーリク語も、マンクス島のゲーリク語やアイ…
「ことばの政治学」(1995) 永川玲二「ことばの政治学」(岩波書店)を読んだ。 冒頭の「バスクばんざい」(1977年1月)というエッセイはベルギーから始まる。 ベルギーの古都ヘント(フランス語名ガン)の裏通りに、GAKKOという看板をかかげた大きな文房具店…
「古代、アメリカは日本だった」(1992) 「古代、アメリカは日本だった」(徳間書店)という本を買った。 むかしベーリング海峡が氷河時代に数回(7回)つながっていたという話は聞いたことがある。猿谷要さんや本多勝一さんの旅行記を参考にして、電子メール…
「しゃがむ姿勢はカッコ悪いか?」(1992) 本多勝一「しゃがむ姿勢はカッコ悪いか?」を購入した。 本書単行本は、文庫本(1983年11月発行)を再録したもの。 この文庫本はすでに何度も読んでいる。深い洞察、鋭い視点に満ちたエッセイの数々。ポストモダンと言…
「21世紀の人類像をさぐる」(1989) 梅棹忠夫「21世紀の人類像をさぐる」(講談社)を読んだ。 たとえば「あらたなるバベルの塔の時代」で「じつにいろいろな言語がある」という箇所では…。 語順でいっても、たとえば英語などは主語、述語、目的語の順になっ…
メディアとしての博物館 (1987) 「メディアとしての博物館」梅棹忠夫(1987)を購入した。 ざっと眺めてみて、「博物館の言語ポリシー」がとても面白かった。 国立民族学博物館では、展示物の解説あるいは表示は、すべて日本語でおこなわれている。そのことに…
「言語の思想」(1975) 田中克彦「言語の思想」を再読した。 初版発行年は1975年。俺のもっているものは1982年8月の第8刷のもの。 たとえば、「漢字は人を音痴にする」の箇所では…。 私の男の子は五歳のときに、テレビはきたないことばをいっぱいしゃべってい…
アメリカ語とどこまで行きますか −100WPMをめざそう、異文化コミュニケーションのために− 1.アメリカ語はとてもむずかしい (1) そもそも外国語はむずかしい ○外国語はできなくてあたりまえ 「…8ヶ月もアメリカにいってらしたんですって。滞在費はどうなさ…
「ルポルタージュの方法」(1980) 記憶がはっきりしないが、朝日新聞に連載された(単行本だったか)「カナダ・エスキモー」を小学生の頃に読んだ覚えがあり、高校生の頃に、「戦場の村」などの、いわゆるベトナム戦争ものと「アメリカ合州国」、そして「殺さ…
「言語学の誕生」(1978) 「言語学の誕生」を買った。