Writers

テレビ映画 "The Underground Railroad" を観た

2016年にダブルデイから出版されたコルソン・ホワイトヘッド(Colson Whitehead)による歴史創作小説・"The Underground Railroad"(「地下鉄道」)*1。 コルソン・ホワイトヘッド著「地下鉄道」 ピューリツァ賞を受賞したこの歴史創作小説は未読だが、マイア…

「赤川次郎が五輪中止を訴え続ける真意「戦争の時とちっとも変わっていない」」

以下、AERA dot.(2021/6/22 13:20)より。https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E8%B5%A4%E5%B7%9D%E6%AC%A1%E9%83%8E%E3%81%8C%E4%BA%94%E8%BC%AA%E4%B8%AD%E6%AD%A2%E3%82%92%E8%A8%B4%E3%81%88%E7%B6%9A%E3%81%91%E3%82%8B%E7%9C%9F%E6%84%8F-%E6%88%A…

"The Catcher in the Rye"を再読した

The Catcher in the Rye "The Catcher in the Rye"を再読した。 今回小説を読んだついでに、よくある教科書ガイドのようなサイトもチェックしてみた。クイズもあったので、やってみた*1。100点満点とまではいかなかったが、かなりできた。これまで何度となく…

「サリンジャー」(デビッド・シールズ/シェーン・サレルノ)

J.D.サリンジャーは、第二次世界大戦の体験によって、戦後、PTSDで苦しんだ作家として知られている。 従軍時のさまざまな困難の中のひとつとして、サリンジャーが、兵士として、1945年4月に、アメリカ軍によって解放されたばかりのドイツのカウフェリング第4…

J.D.Salingerの"The Catcher in the Rye"を再読した

David Shields/Shane Salernoが編んだJ.D.Salinger(Jerome David Salinger)に関する"Salinger"という本がある。 サリンジャーに関わりのあった人たち*1の証言をもとにしたサリンジャーの”自伝”だ。 若き日のサリンジャーは、ノーベル文学賞を受賞した劇作…

J.D.Salingerの"The Catcher in the Rye"を再読した

小説というものを俺はほとんど読んでいないのだが、それでもいくつか読んだものもあって、たとえば高校生のときにJ.D.Salingerの"The Catcher in the Rye"を読んだことがある。 英語で読んだから大変だったのだが、主人公が男の子の小説だから、思春期の俺に…

北杜夫氏が亡くなった

作家・北杜夫氏が24日に亡くなった。 中学時代の俺の友人たちは、北杜夫や遠藤周作、星新一を読んでいた。とりわけ北杜夫氏のどくとるマンボウシリーズはよく読まれていた。俺も友人たちの影響を受けて読み始めた。「どくとるマンボウ航海記」はたしか中学時…

"The Catcher in the Rye"を書いたJ.D.Salinger氏が91歳で亡くなる

CNNなどで、作家のサリンジャー氏の死去が報じられている。 時間的余裕のない暮らし方をしてきた私は小説など読むことのない時間的に貧しい暮らし方をしてきたが、それでもいくつか印象に残っている小説がある。 高校時代から浪人時期に読んだ"The Catcher i…

本多勝一氏の「カナダエスキモー」はとても面白い本だ

本多勝一 極限の民族 今朝の朝日新聞の朝刊一面にイヌイットの記事が出ていて、小さい時に読んだ本多勝一氏のルポルタージュを思い出した。 この記事を注意して読んでみたら、注がつけられていて、1963年5月中旬から1ヶ月半、夕刊1面で51回連載された本多勝…

ランディ=ニューマン論のようなものを書こうとするときの著作権問題を少し考えた

ランディ=ニューマン論のようなものを書くにあたって著作権の問題を深めないといけない。 学生時代の知り合いがいることもあり、日本音楽著作権協会東京支部に電話をしてみた。その彼は那覇出張所に転勤になっていたので、那覇に電話をする。 原詞(元詩)…

"Centennial" James A. Michener (1974)を購入した

"Centennial" James A. Michener (1974) James A. Michener*1の"Centennial" (1974)を購入した。 *1:1985年頃か、ジェームズ=ミッチェナーが77歳。ラリー=キングが51歳のとき。ジェームズ=ミッチェナーの小説「テキサス」が出版される前、「テキサス」の…

”The Catcher in the Rye”を思い出しながらBlue Noteでしこたま飲む

Bob DylanやSimon & Garfunkelなどが出演したFolk City、Bottom Line*1, Blue Note, Village Vanguard*2をまわって見て、結局、Blue Noteに入る。 バーテンダーの女性が可愛いらしく感じもよい。ここでよく飲んだ。まずビール3本。「何か強いものを」と言っ…

「考える技術・書く技術」板坂元(1973)を読んだ

「考える技術・書く技術」板坂元(講談社現代新書)を読んだ。 考える技術・書く技術(1973) 初版は1973年だが、わたしのものは、1979年の第19刷のもの。 「頭のウォームアップ」「視点」「読書」「整理」「発想」「説得」「仕上げ」「まとめ」という柱だてで…