English Education

'I had always dreamed of owing a Ferrari.'(会話)の過去完了のニュアンス

英文法の重要項目として知られている過去完了は、過去の時間の中のある一点(時期・時間)を基軸にして、その時点までのことを叙述すると説明されるだろう。 過去完了の前に習うと思われる現在完了は、その時間的基軸は現在が機軸となる。少し機械的だが、現在…

「言語社会学者の鈴木孝夫さん死去 「ことばと文化」著者」

鈴木孝夫氏については、このブログの中でも何度か紹介したことがある。 岩波新書「ことばと文化」(1973年)は、英語教師ばかりでなく広く読まれていたことだろう*1。これは印象に過ぎないが、英語という大言語の研究から、その後、多言語文化が進行していく…

「(コトバと場所)翻訳できない「わたし」 方言と世間、土地を離れ仮想化」

以下、朝日新聞デジタル版(2021/1/5 5:00)から。 「もし僕が訳すとしたら『黒人だって生きている!』というのが近いように思うんだけど、いかがでしょう?」。米文学の翻訳も手がける作家の村上春樹さんは昨年8月、自身のラジオ番組でこう問いかけた。 米国…

「(変わる大学入試2020)東大、民間英語試験を必須とせず 遠藤利明氏、寺沢拓敬氏に聞く」

以下、朝日新聞デジタル版(2018年10月31日05時00分)から。 2020年度から始まる大学入学共通テストをめぐり、東京大学は受験生の英語力を見るため、民間試験の成績、または高校の調査書などの提出を原則として求める基本方針をまとめた。大学入試改革に…

マーク・ピーターセン氏の「英語のこころ」

英語のこころ マーク・ピーターセン氏の「英語のこころ」を斜め読みした。 マーク・ピータセン氏の岩波新書「日本人の英語」「続 日本人の英語」「実践 日本人の英語」は読んだ。とくに「日本人の英語」「続 日本人の英語」は何度か読み直した。 「あとがき…

「英語の民間試験、大学側は疑問視も 入試共通テスト」

以下、朝日新聞デジタル版(2018年3月15日09時22分)から。 大学入試センター試験の後継として、2020年度から始まる大学入学共通テストの目玉の一つは、英語の4技能を測るため、民間試験を活用することだ。しかし、その民間試験をめぐって大学側から疑…

『「グローバル人材育成」の英語教育を問う』を面白く読んだ

斎藤兆史・鳥飼玖美子・大津由紀雄・江利川春雄・野村昌司著「グローバル人材育成」の英語教育を問う (ひつじ英語教育ブックレット)を面白く読んだ。 どのような科目も自らの意欲がなければ学びえませんが、特に言語は自分で学ぼうとしない限り決して習得で…

Riverdanceを観てきた

すばらしい舞台でした。 スタンディングオーヴェイションものでした。

国弘正雄さんが亡くなられた

同時通訳者として有名であった國弘正雄さんが亡くなられた。 私も「英語の話し方」など、國弘さんの著作を数冊読んだことがある。 只管打座をもじって、只管朗読という表現を自作され、英語学習方法における音読を強調された。 みずからの戦争体験から反戦思…

政治風刺番組ネタとしてのスコットランド独立問題

以下は、"Last Week Tonight with John Oliver"から。 http://www.youtube.com/watch?v=-YkLPxQp_y0 政治風刺番組のJohn Oliver*1にしても、Jon Stewartにしても、それほど見ていないし、見たとしても、たいてい俺は笑えない。英語の理解力や彼らの常識(知…

鳥飼玖美子さんの「国際共通語としての英語」を読んだ

鳥飼玖美子さんの「国際共通語としての英語 (講談社現代新書)」を読んだ。 俺が若いときの鳥飼玖美子さんは同時通訳者として有名だったが、どちらかというと言語社会学や言語思想の視点からモノを言う方ではないと勝手に俺は思っていた。 そうした観察はそれ…

藤永茂氏の『「闇の奥」の奥』を読んだ

私が、藤永茂氏の「アメリカ・インディアン悲史 (朝日選書 21)」を読んだのは、20年以上も前のことだ。 1992年の夏にアメリカ合州国西部をレンタカーで回ったことがある。1990年に私は電子メールを使い始め、2年間ほど電子メールで交流をしていた教師たちと…

映画「インビクタス」を再度観た

映画「インビクタス」では、ネルソン・マンデラの指導性、指導者のやる気を観察できる。 暴力や排撃、非寛容に対して、寛容の精神で、対立・矛盾を乗り越えようとする闘い方を学ぶことができる。 クリント・イーストウッド監督のこの映画製作に対するやる気…

田尻悟郎さんの「(英語)授業改革論」を読んだ

英語教師・田尻悟郎先生は、実践家として有名な先生である。 以前、同僚の若手英語教師に薦められていた「(英語)授業改革論」を、今回ようやく読んだ。 田尻先生は、言う。 「改めて考えてみよう。教師が説明をたくさんすればするほど、生徒は理解を深め、英…

スコットランドの独立問題

スコットランドの独立問題がBBCなど海外のメディアに載っていた。 歴史的に英語がこれほど世界を席巻しているということは、まずは国内問題として、アングロサクソンが先住民族を征服する過程ということになるが、イングランド(England)は、1536年にウェール…

映画「十二人の怒れる男」

9月14日付けの朝日新聞の「私のグッとムービー」欄で、漫画家のちばてつやさんが映画「十二人の怒れる男」を紹介している。 映画「十二人の怒れる男」は、1957年のシドニー・ルメット監督の作品。ヘンリー・フォンダが主演している。 映画「十二人の怒れる男…

映画”Oh, God!”を久しぶりに観た

Avery Cormanの小説”Oh, God!”の映画化作品は、John Denver, George Burnsが出演した1977年の映画だった。 かけだし英語教師の頃、”Oh, God!”は大いに気になっていた映画で、教室授業で扱いたいと思っていた1本であった。 当時は、ビデオデッキも一般に出回…

マット・デイモン氏の朗読による「アメリカ独立宣言」

ネットサーフィンをしていたら、たまたま俳優・マット・デイモン(Matt Damon)氏の朗読による「アメリカ独立宣言」(The Declaration of Independence)を見つけた。 history.comのヒストリーチャンネルの"The people speak"という番組からのビデオクリップ…

Peter DennisのWinnie-the Pooh, The House At Pooh Corner, When We Were Very Young, Now We Are Sixの朗読CD

A.A.MilneのWinnie-the-Poohシリーズだが、Peter Dennisが朗読しているものを以前入手し、iPodに入れてたまに聞いている。 8枚のCDで、8時間。A.A.MilneのPooh Classicsが収録されている。 "The House At Pooh Corner"の"In which a house is built at Pooh …

映画「タイタンズを忘れない」を観た

何度も観ているが、映画「タイタンズを忘れない」(Remember the Titans)をまた観た。 いい映画だ。 団結することが難しいチームがどのようにして団結できるのか、リアルに描かれている。好きな映画だ。

斎藤兆史氏の「日本人に一番合った英語学習法」を読んだ

斎藤兆史氏の書かれたものをこれまで読んだことがなかったが、同感できる趣旨が書かれていて、氏の「日本人に一番合った英語学習法―明治の人は、なぜあれほどできたのか (祥伝社黄金文庫)」を大変面白く読んだ。 じつは、英語を世界に広めた第一の推進力はイ…

文豪ナビ「夏目漱石」を読んでみた

日本人が英語を学ぶということはどういうことなのか。江戸時代から明治時代、大正・昭和・平成にかけて、イギリス・アメリカの二国間時代、そして未来。福島第一原発事故が起こっている中で、英語を学ぶとはどういうことか。どういう精神で学ばないといけな…

「日本人はなぜ英語ができないか」を読んだ

「貧困なる精神24集」*1を斜め読みしていたら、「最近読んで大いに共感を覚えたのは、言語学者・鈴木孝夫氏の著書『日本人はなぜ英語ができないか』(岩波新書)です」とあった*2。早速、「日本人はなぜ英語ができないか (岩波新書)」(1999年)を注文して読ん…

名詞における「可算」と「不可算」

副題にA Grammar Practice Book with Answers とあるMichael SwanとCatherine Walterによる”How English Works: A Grammar Practice Book”という問題集付きの文法書を買って暇つぶしに眺めている。 たまたま、countable and uncountable nouns(「可算と不可…

今日はHalloween

ケルトの暦では、季節の変わり目になる。

映画"The Princess and the Frog"を観てきた

現代の働く女性の代表とも言えるアフリカ系アメリカ人のティアナが主人公の映画「プリンセスと魔法のキス」(The Princess and the Frog)を早速封切り字幕版で観てきた。 特筆すべきはランディ・ニューマンの素晴らしい音楽性、マルディグラをはじめニューオ…

イギリス語の先生はリバーダンスを観るべきです

昨日、リバーダンス(Riverdance)を観てきた。 リバーダンスは、アイリッシュミュージックとアイリッシュダンスを素材に、アイルランドの歴史をテーマとして組み立てた1995年が初演のショーである。現在、世界的に公演に出かけている。 アイリッシュミュージ…

「新感覚☆キーワードで英会話」を購入した

「NHK新感覚☆キーワードで英会話 イメージでわかる単語帳 (語学シリーズ)」を購入した。 田中茂範氏の次の発言は、重要な点をついていて、その意味で真理である。 英語全体から見れば数は少ない基本語ですが、その基本語を使いこなす力が英語力を支えている…

畑中豊氏の「英語授業マネジメントハンドブック」を読んだ

恥をさらすことになるが、私は、ある私立大学の附属高校で長年英語を教えてきたけれど英語教育実践関連の書籍をほとんど読んだことがない。 それは、第一に、自分が英語の力をつけることを何よりも優先課題に置いてきたことと、第二に、私の指導技術を向上さ…

「英語感覚が身につく実践的指導」は良書である

田中茂範氏が、NHKテレビの「新感覚☆キーワードで英会話1 基本動詞編 DVD」シリーズで活躍されているのは周知のところである。 私は、このシリーズを全て見たいと重いながら、残念だけれども、これまで少ししか見る機会がなかった。ただDVDでも出ているよう…