High School

YouTubeで安全・安心・安価に「 なんちゃって語学留学」 ーそのオンライン英語学習時間割を空想してみたー

本稿は、英語学習に興味をもっていて海外語学*1留学に興味があるものの、主に経済的理由や他の理由から留学実現は難しいと感じている高校生。そして、英語を教えるYouTubeのオンラインサイトに興味はあるものの、多忙のためリサーチする時間のない中学・高校…

高校生のとき追いかけていた70年代ウェストコーストロック ー映画「ローレル・キャニオン 夢のウェストコースト・ロック」・「エコーインザキャニオン」を観てー

アメリカ合州国はカリフォルニア西海岸、いわゆるウェストコーストロック*1のドキュメンタリー映画である「ローレル・キャニオン 夢のウェストコースト・ロック」と「エコーインザキャニオン」*2を観てきた。70年代初頭、高校生の時期にウェストコーストロッ…

利権的・売国奴的・差別的、なにより教育的でない都立高校入試へのスピーキングテスト導入の中止を求めます

〇都立高校入試に英語スピーキングテストが導入される 2022年度から約8万人の東京都立高校受験生に対して都立高入試に英語スピーキングテストが導入されるという。事業主体は都教委。運営主体はベネッセ。試験監督は外部人材。採点はフィリピンでおこなうと…

「原発テーマの高校演劇、テレビ放送されず 理由は「差別表現」なのか」

以下、朝日新聞デジタル版(2021年11月29日 16時00分)から。 朝日新聞のこの記事は、「原発テーマの高校演劇、テレビ放送されず 理由は「差別表現」なのか」という題名になっているが、今回この問題に関心をもち、個人的に調べてみた結果、私の答えは否であ…

日本はいつからこんなに不自由な社会になってしまったのか 高校生の表現の自由が危ない 高校演劇「明日のハナコ」を救え!

福井県の高文連(高等学校文化連盟)。高校生の演劇部の活動で、表現の自由をめぐって問題が起こっている。現在の日本がいかに不自由なのか、いかに子どもの権利条約が無視され子どもの自由が奪われているのか、いかに大人が無自覚で堕落しているのか、よく…

「高校アイスホッケー大会で138人感染 苫小牧市長謝罪」

以下、朝日新聞(2021/0823)から。 www.msn.com

「茶髪だめ? 高校生たちが記録映画 津田大介さんら母校」

以下、朝日新聞デジタル版(2021/5/17 7:30)から。 4月初めにYouTubeで公開され、ネット上で反響を呼んだドキュメンタリー映画がある。 高校の廊下で、男子生徒が教師から「指導」されている場面から始まる。教師は「あなたの考える自由……」と言った後、生徒…

カセットテープのThe House At Pooh CornerもiPodに入れてみよう

私が高校一年のときに使っていた三省堂の Crownという教科書には、「熊のプーさん」の課があった。原文主義の教科書だったから、ほとんど手直しはしていないと思うが、当時高校生だった私はA.A.Milneの文章とErnest H. Shepardの絵にまいってしまった。 私の…

原典主義の教科書で精読と訳読の授業に言語活動指導が入り込む余地はなかった

私の高校時代に受けた英語教育の、その思い出の一端を昨日書いたのだが、誤解を受けるといけないので一言断っておくと、言語活動のトレーニングをしてもらわなかったという批判を私はしているわけではない。 これまで何人かの英語教師に習ってきたけれど、高…

高校時代の英語授業の思い出

このところ「言語」指導と「言語活動」指導の話をしているのだが、言語指導と言語活動指導とは、下手な例え話でいうと、自動車のメカニズムと実地の運転のようなところがあるかもしれない。 よく知られているように、文法や語彙指導の研鑽を積んでも、それだ…

これほど何回も教材を聴いたことはない

「高校英語教育を変える和訳先渡し授業の試み」という本で強調されていることは、生徒に「同じ教材を繰り返し読ませること」である。 今回和訳を渡したレッスンは、教科書に対応している付属CDでいえば、6分弱のレッスンになる。 これを私が愛用しているiPod…

25年間にわたる読解力と文法力の学力低下と文科省の責任

学力の比較研究は、カリキュラムの差異、生徒の生活環境の差異、学校の実態の差異など、さまざまな条件と要因があるから、実は簡単ではない。そもそも「学力とは何か」という根本的な定義自体が困難を極めるし、「何を学力として評価するか」は、すぐれて価…

"Neil Young The Man and His Music" (1994)を読了した

Neil Young The Man and His Music (1994) "Neil Young The Man and His Music" David Downing (1994)を読了した。 高校時代に愛聴したアルバム"Four Way Street"。 "Four Way Street"のアルバム中、ロック編より、アコースティック編のほうがものすごくよい…

自主的な選択講座の年度の終わりということで英語で下手くそなスピーチをおこなった

外国人講師とペアでとりくんでいる自主的な選択講座の年度終わりということで、例年どおり、Farewell Party を開く。Farewell Party といっても、豪華な飲食をともなうわけではない。ジュースなど簡単なものでのパーティである。 C講師と私がスピーチをおこ…

教え子から暑中見舞いの葉書をいただいたので返信を書く

教え子から暑中見舞いの葉書をいただいたので、返信を書く。 蒸し暑い日が続きますが、いかがお過ごしですか。 先日、ご丁寧なおハガキをいただきまして、恐縮しております。昨年は自分の力量以上の大役を、はじめて引き受けた年で、公私ともに多忙をきわめ…

「これからの英語教師」若林俊輔 (1983)に救われた

これからの英語教師 (1983) 「これからの英語教師」若林俊輔 (1983)に救われた。 自分が担当している高2クラスの中間試験での成績不振。 担任をしているクラスの不登校生徒と、最近、教師として自信がもてないことばかり。大学付属校の限界も見えてきて。勤…

高校選択講座の教材として使うアルバムや唄の候補を考える

高校選択講座の教材として使うアルバムや唄の候補を考える。 アーティストでは、以下のアーティストのものがおもしろいと思うのだけれど。 Stevie Wonder Bob Dylan / The Band Randy Newman John Lennon / The Beatles Neil Young Bruce Springsteen Carole…

James Taylor と Carole King を聞いて英語のお勉強

Gorilla (1975) 俺が高校生の頃、洋楽といえば、アメリカ合州国とイギリスとに分かれていた。 俺はThe Beatles は好きだったが、どちらかといえば、アメリカ合州国派だった。 アメリカ合州国のFolk Revival から入ったから、フォーク系のアコースティックギ…

高校2年生選択講座「詩ー幅広い英語の力の基礎をやしなう」で扱う唄の候補曲

勤務校の授業時間は90分授業が午前中2回、午後1回の3回授業となっている。 私大付属高校であるので共通授業は教員集団による共同授業となっており、高校の1学年は基本16クラスもあるので、カリキュラム上勝手な授業実践は許されない。ということで、個性的授…

George Orwell の "The Road to Wigan Pier"(1937)を読む

"The Road to Wigan Pier" George Orwell (1937) 英語の授業のサイドリーダーで、George Orwell の "The Road to Wigan Pier"が指定となり、"The Road to Wigan Pier"をChapter 8から読む。 p.106-p.107でも、次の単語を辞書で調べた。語彙力不足は否めない…

サイドリーダー "A Father-To-Be And Looking For Mr.Green" by Saul Bellow

A Father-To-Be And Looking For Mr. Green (1951/1955) 今年度のサイドリーダーのひとつが「ソール・ベロ―短編集」*1。松柏社の1970年初版だが、1971年再販。定価は200円。 ユダヤ系作家ということで、「この日をつかめ」"Seize the Day"(新潮文庫)や「ラ…

高校英語教科書(作文・文法) A Better Guide To English Usage 3 (1972)

A Better Guide To English Usage 3 (1972) 読本の高校英語教科書は三省堂のクラウンだが、作文・文法の教科書は、「英語B」(作文文法)で、開拓社の"A Better Guide To English Usage 3"。 著者は以下のとおり。 安井稔 吉富一 中島敏雄 大脇新平 第1版印…

高校英語教科書(読本)The Crown English Readers Book Three Third Edition (1972)

The Crown English Readers Book Three Third Edition (1972) The Crown English Readers Book Three Third Edition Contents (1972) Mark Twain の "The Adventures of Huckleberry Finn" や John Steinbeck の "Travels With Charley"がレッスンにある。 …

サイドリーダー"West Side Story"(1971)

今年度のサイドリーダーのひとつが「ウエスト・サイド物語」((サイドリーダーとして、Hugh Lofting の "Doctor Dolittle's Post Office")。)。南雲堂の第一刷も1971年だが同年の増刷版。定価は280円。原書は、West Side Story by Irving Shulman (1961)。 We…

サイドリーダー"Doctor Dolittle's Post Office" by Hugh Lofting を読み終えた

Doctor Dolittle's Post Office 英語の授業で指定された英潮社のサイドリーダー"Doctor Dolittle's Post Office" Hugh Lofting (1964)を読み終えた。 p.7-p.8でわからない単語は以下のとおりだった。 voyage cabin at once passage neat trim snappy flycatc…

"Three Men In A Boat" Jerome K. Jerome を購入した

Three Men In A Boat Three Men In A Boat Jerome Klapka Jerome (1859-1927)というイギリスのユーモア作家を知ったのは、英語を習っているM先生といま使っている英語教科書クラウン(The Crown English Readers Book Two Third Edition)からだった。 英語を…

高校英語教科書(作文・文法) A Better Guide To English Usage 2 (1971)

高校英語教科書(作文・文法) A Better Guide To English Usage 2 (1971) A Better Guide To English Usage 2 (1971) 読本の高校英語教科書は三省堂のクラウンだが、作文・文法の教科書は、「英語B」(作文文法)で、開拓社の"A Better Guide To English Us…

高校英語教科書 (読本)The Crown English Readers Book Two Third Edition (1971)

The Crown English Readers Book Two Third Edition (1971) The Crown English Readers Book Two Third Edition Contents (1971) Willa Cather の "My Antonia" や Jerome K. Jerome の "Overhauling a Bicycle"がレッスンにある。 "Eskimos" などのレッスン…

”My Fair Lady"を購入した

My Fair Lady (1968) 学校指定のサイドリーダーではないけれど、自主的に、英光社のリーダー”My Fair Lady"を購入した。本編と註が箱に入っている。清野暢一郎編註。350円。

サイドリーダー "Winnie-the-Pooh" (1926) を読む

Winnie-the-Pooh (1926) いま使っている高校1年生用の英語教科書クラウンリーダー(The Crown English Readers Book One Third Edition) には熊のプーさんのレッスンが載っている。 学校ではサイドリーダーを別に用意して学んでいるが、今回"Winnie-the-Pooh"…