60s

高校生のとき追いかけていた70年代ウェストコーストロック ー映画「ローレル・キャニオン 夢のウェストコースト・ロック」・「エコーインザキャニオン」を観てー

アメリカ合州国はカリフォルニア西海岸、いわゆるウェストコーストロック*1のドキュメンタリー映画である「ローレル・キャニオン 夢のウェストコースト・ロック」と「エコーインザキャニオン」*2を観てきた。70年代初頭、高校生の時期にウェストコーストロッ…

「リマスター:サム・クック」(“The Two Killings of Sam Cooke”)を観た

youtu.be NetflixでSam Cookeの「リマスター:サム・クック」(“The Two Killings of Sam Cooke”)を観た。2019年、1時間14分の作品。 公民権運動の代表歌のひとつとなった“A Change is Gonna Come”(1964)で有名なサム・クックは1931年ミシシッピ生まれ。…

“The Beatles Get Back The Rooftop Concert”を劇場で観てきた

“The Beatles Get Back The Rooftop Concert”を劇場で観てきた。 ビートルズ解散(1970年)前年の1969年1月30日、ロンドンのアップル社の屋上でのパフォーマンスを中心に64分間にまとめたドキュメンタリー映画。ロンドン市内の屋上でのライブに対して当惑す…

Sly and the Family Stone の "I Want to Take You Higher" (1969)

以下、ドキュメンタリー映画「サマーオブソウル」の公式予告編。 www.youtube.com 現在、公開されている1969年のニューヨークのハーレム文化祭をもとにしたドキュメンタリー映画「サマーオブソウル」。 当時のそのニューヨークのハーレム文化祭で " I Want t…

Sly and the Family Stone の "Everyday People" (1968)

以下、ドキュメンタリー映画「サマーオブソウル」の公式予告編。 www.youtube.com 現在、公開されている1969年のニューヨークのハーレム文化祭をもとにしたドキュメンタリー映画「サマーオブソウル」。 当時のそのニューヨークのハーレム文化祭で "Everyday …

Sly and the Family Stone の "Sing a Simple Song" (1968)

以下、ドキュメンタリー映画「サマーオブソウル」の公式予告編。 www.youtube.com 現在、公開されている1969年のニューヨークのハーレム文化祭をもとにしたドキュメンタリー映画「サマーオブソウル」。 当時のそのニューヨークのハーレム文化祭で "Sing a Si…

映画"Summer of Soul (...Or, When the Revolution Could Not Be Televised"を観てきた

コロナ禍ではあるが、「サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)」("Summer of Soul (...Or, When the Revolution Could Not Be Televised)")を映画館で観てきた。 Summer of Soul 1969年夏。ニューヨークはハーレムにあるモリス…

'Once Were Brothers Robbie Robertson And The Band'(DVD)を購入した

Once Were Brothers Robbie Robertson And The Band 'Once Were Brothers Robbie Robertson And The Band'(DVD)を購入した。 劇場で観た本作を今回自宅で再度観たけれど、やはり涙なしに観ることはできない。 出自。両親。土地柄。文化性。そして、いろいろ…

小津安二郎監督の「秋日和」(1960年)をはじめて観た

秋日和 原節子が初めて娘役ではなく母役(美和秋子)として登場する小津安二郎監督の「秋日和」(1960年)をはじめて観た。 社会的地位の高そうな間宮宗一(佐分利信)・田口秀三(中村伸郎)・平山精一郎(北竜二)の男三人のいい加減さと、そこに乱入する寿…

小津安二郎監督の「秋刀魚の味」(1962年)を観た

秋刀魚の味 小津安二郎の「秋刀魚の味」*1を観た。 1962年の「秋刀魚の味」が小津監督の遺作のようだ。 かなり前に多分何度か観たことがあるのだが、印象が薄い。若い時分だったので、地味過ぎる小津の映画をきちんと評価できなかったのだと思う。 娘を嫁に…

本多勝一「アメリカ合州国」で紹介された「黒は美しい」(1970)

アメリカ合州国 以下、1970年に出版された本多勝一著「アメリカ合州国」(朝日新聞社)のp.181~p.186「黒は美しい」から。 ひとつの民族が、抑圧され、差別され、植民地化され、ドレイ化されてゆく過程の中で、恐らく最後を飾るのは、美意識の奴隷化に象徴…

The Beatles の "Blackbird"(1968)

The Beatles White Album The BeatlesのBlackbird。1968年にリリースされたいわゆるホワイトアルバム中の一曲。 歌詞は、たとえば、以下のサイトを参照。 The Beatles - Blackbird Lyrics | AZLyrics.com たまたまYouTubeを見ていたら、The Beatlesの'Blackb…

”The Night They Drove Old Dixie Down"(1969)の今日的評価

The Band(1969) 映画"Once Were Brothers"を2度観て感動したことから、Robbie RobertsonがLevon Helmのために書き下ろしたと思われる"The Night They Drove Old Dixie Down"(1969)について書き始めた。いろいろと調べてみると、詳細に調べないと簡単に書くこ…

The Band の ”The Night They Drove Old Dixie Down”(1969)

Once Were Brothers Robbie RobertsonとThe Bandの映画 "Once Were Brothers"は昨年12月に劇場で観てすでに記事も書いたが、"Once Were Brothers"を観ませんかとお誘いがあったので、お誘いを受けてミニシアターに行ってきた。 二度目であったが、映画"Once …

'Hank Aaron, Home Run King Who Defied Racism, Dies at 86'

元MLB選手のハンク・アーロン選手が86歳で亡くなった。 MLB現役時代にハンク・アーロン選手がドイツ系アメリカ人のベーブ・ルースのホームラン記録を塗り替えようとしていたとき、ハンク・アーロン選手が直面していた問題は、野球人としての調整や技術の問題…

'Once Were Brothers Robbie Robertson And The Band'を観てきた

DVD Once Were Brothers 個人的な話になるが、いわゆる断捨離中でこれまで集めたもろもろの音源を現在少なくしているところで、いまはレコードを処分しているところだ。 Neil YoungとRandy Newmanは確実に一番最後で、Bob DylanとThe Bandがそれに続く。これ…

Aretha Franklin の "Respect"(1967)

I Never Loved A Man The Way I Love You Aretha Franklinの"Resoect"は、Aretha FranklinのI Never Loved a Man the Way I Love You (1967)というアルバムの一曲目を飾る。 作者は、オーティス・レディング(Otis Redding)。つまりこれはカバー曲なのだが、…

「コルトレーン幻の音源、発売へ ジャズサックス、自作の2曲も」

モダンジャズをよく聴いていたときがあった。 何がきっかけだったか。 サンフランシスコに半年滞在したことが拍車をかけたことは間違いない。 ジャズの面白さに触れたひとつはJohn Coltraneの"My Favorite Things"だったかもしれない。 The Rolling Stone Ja…

美輪明宏さんの「ヨイトマケの唄」

白呪 美輪明宏さんの「ヨイトマケの唄」という番組を見た。 子どもの頃、たしかリアルタイムで「ヨイトマケの唄」を聞いたと思う。丸山明宏という名で歌われていた。 気持ちが揺さぶられる唄だった。 それでもその頃は自分の小遣いでレコードなど買えなかっ…

「上を向いて歌おう 昭和歌謡の自分史」(永六輔 聞き手=矢崎泰久)を読んだ

「上を向いて歌おう 昭和歌謡の自分史」を読んだ。 作詞家の永六輔による昭和歌謡の名曲の数々を話し合う。聞き手は矢崎泰久氏。 水原弘の「黒い花びら」(1959年)、「黄昏のビギン」(1959年)。 坂本スミ子の「夢であいましょう」(1961年)。 坂本九の「上…

Sam Cooke の "A Change Is Gonna Come"(1964)

サム・クック(Sam Cooke)の代表曲といえば、50年代にヒットした"You Send Me"。 さらに重要な唄は、なんといっても、"A Change Is Gonna Come"だ。 Peter Guralnick(ピーター・グラルニック)によれば、Sam Cookeの"A Change Is Gonna Come"は、3つの出来事…

「好きな赤塚不二夫の連載漫画」

「今年は「ギャグ漫画の王様」と言われた赤塚不二夫さんの生誕80周年」だそうだ。 朝日新聞のこの記事のランキングによると1位から3位までは以下のとおり。 天才バカボン(1967年、少年マガジンで連載開始) おそ松くん(1962年、少年サンデーで始まった初の…

ピーター・バラカン氏の「ラジオのこちら側で」を読んだ

ピーター・バラカン(Peter Barakan)氏の「ラジオのこちら側で (岩波新書)」を読んだ。 男の子の習性なのか、イギリスから日本に来るときにレコードの愛聴盤を持ってくるなど、俺と同じ発想と行動で、苦笑した。 収集癖など、男の子には共通性がある気がする…

映画「ヘルプ」を観た

映画「ヘルプ」といえば、私の世代であれば、ビートルズの映画かと思ってしまうだろうが、今回観た映画の原題は、”The Help”。多分「お手伝い」くらいの意味になるのだろう。 2011年製作の映画”The Help”は、アメリカ合州国の、1960年代の、Jackson, Mississ…

1964年の「奥さまは魔女」(Bewitched)

Oldiesの「奥さまは魔女」(Bewitched)をYouTubeで観た(1964年10月29日放映)。 ハローウィーンキャンディを売るための魔女のイメージを描いてほしいと客からDarrinに依頼があり、その魔女は、伝統的なステレオタイプの鼻の曲がった醜い魔女であった。 ハロ…

映画「タイタンズを忘れない」

昨日書いた映画「タイタンズを忘れない」(Remember the Titans)の話だけれど、高校のアメリカンフットボールのコーチはあれほどの権限があるのかということに驚いたりする。 映画の冒頭で、白人のCoach Yoastが、"If you ever wanna play for me again, get …

加山雄三の「若大将50年!」を聞いてみた

加山雄三扮する田沼雄一が活躍する東宝映画「若大将」シリーズは、俺が中学生になる直前の小学生時代、熱烈なファンというか、憧れをもって観ていた。 ブレイクは、なんといっても「エレキの若大将」(1965年)で、その後、「アルプスの若大将」(1966年)もリ…

久しぶりに「アリ 英雄の伝説」を観た

最近おこなわれたボクシングのフライ級タイトルマッチで、挑戦者の闘い方に問題ありということでニュースが賑わっているけれど、久しぶりに「アリ 英雄の伝説」を観てみた。これは、6本からなるMuhammad Ali: The Whole Story*1という題名のビデオだ。 日本…

Neil Young Under Review 1966-1975を観た

NEIL YOUNG/UNDER REVIEW 1966-1975 [DVD]を入手して観た。 全編、ニールヤングのパフォーマンスは解説のために少しずつ触れる程度しかなく、むしろ評論家の解釈や評価が語られるのが主のDVDである。 登場する評論家らは以下の通り。 John Einarson, Robert …

Freedom riderなのか、Freedom writerなのか

Wednesday Morning, 3 AM そこで、もう一度、あちこちインターネット上で歌詞を調べてみたら、Songfacts.comという興味深いサイトを発見した。というのも、このサイトでは、私の想定通り、Freedom riderの説が有力だからだ。また、その理由も私が考えている…