Aretha Franklinの"Resoect"は、Aretha FranklinのI Never Loved a Man the Way I Love You (1967)というアルバムの一曲目を飾る。
作者は、オーティス・レディング(Otis Redding)。つまりこれはカバー曲なのだが、男性的な視点を女性的な視点に変えてAretha Franklinは歌った。オーティス・レディングは、すっかりお株を奪われたかたちとなった。
セクシャリティもある大人の女性の唄だが、女性として尊敬してちゃんと扱ってよと男性に歌うAretha FranklinのRespectは、当時のベトナム戦争やブラックパンサー運動、公民権運動を背景にして、フェミニズムを代表する一曲と考えられている。
Aretha FranklinはTimeの表紙にもなった。
http://content.time.com/time/covers/0,16641,19680628,00.html
アルバムの最後は、サム・クックの"A Change Is Gonna Come"が飾る。この唄も公民権運動の古典的な一曲。