English Learning
Peter Paul and Mary Live at Shibuya, Tokyo (1970) クラウン(三省堂)を教科書にして東京の公立中学ではじめて英語を習い始め、英語というものに興味が湧いて、基礎英語などもラジオで聞いていた。洋楽に興味をもち、ポップス、ロックと、さらにPPMなどア…
「実践 日本人の英語」(2013) マーク・ピーターセン「実践 日本人の英語」(岩波新書)を読んだ。(本ブログ記事の「日本人が英語を書こうとするときのコツと攻め方」という副題は、著者によるものではなく、私が思いついた副題です。) 本書は、英語論文の…
www.youtube.com スコットランドに行ったことはないけれど、Talking Heads の David Byrne がスコットランド系アメリカ人であるというように、少しばかり洋楽を知れば、ときにスコットランドに遭遇する。短期間でも、アメリカ合州国やアオテアロア・ニュージ…
impala.jp たまたまなのだが、イエナ書店のことが、池澤夏樹さんのHPに紹介されていた。一読してみたら、池澤夏樹さんのHPだが、守先正さんというブックデザイナーさんの書かれた文章で、ご本人が書いたものではなかった。 銀座のイエナ書店といえば、俺にも…
中学・高校生の頃より、フォークやポップス・ロックなど、アメリカ音楽に興味をもち*1、私大付属高でかけだし英語教師となって、イギリスかアメリカに研修に行ける機会を得たときも、自分は躊躇なくアメリカ合州国の西海岸で歩けそうな街・サンフランシスコ…
www.youtube.com "You Send Me"(1957)という唄を初めて歌ったのは、もちろんSam Cooke である。 年代的にリアルタイムで聞いたはずもないが、"You Send Me"という唄を俺が初めて知ったのは Nicolette Larson のヴァージョンで1980年代初頭のことだった。 か…
「心にとどく英語」(1999年) 岩波新書の「日本人の英語」(1988年)を一読して、マーク・ピーターセン氏のものは読みたいと思い、いま以下の新書が本棚にある。 「日本人の英語」(岩波新書)(1988年) 「続・日本人の英語」(岩波新書)(1990年) 「心にとど…
The Penguin Dictionary of Surnames (1967) 苗字について、いくつか記事を書いてきた。 材料が昔のバンドで申し訳ないが、今回は、苗字をつかったバンド名と、個人名をつかったバンド名を考えてみる。 Crosby, Stills, Nash & Young のライブアルバム"4 Way…
ミュージシャンのジョン・レノン(John Lennon) と エルトン・ジョン(Elton John)。 単に名前として受け取っているだけなので、疑問に感じることはまずないと思うが、なぜ、ジョン(John) という名前が、 個人名(first name)にも、姓(surname) にも使われるの…
The Penguin Dictionary of Surnames (1967) すでに昔の話だが、私大付属高で、かけだし英語教師になった頃、映画のタイトルロールやエンドロールを見るたびに、画面を流れる俳優の英語名を「速読」できないことに情けない思いを繰り返していた。 さらに、そ…
すでに二カ月ほど前の話になるが、機械翻訳やChatGPTにたいする興味から、以下の書物を読んでみた。 (1)「AI・機械翻訳と英語学習 教育実践から見えてきた未来」山中司編(朝日出版社)2024年(2)「ChatGPT翻訳術 新AI時代の超英語スキルブック」山田優…
MLBはポストシーズンを迎えているが、大谷翔平投手がいないので、ほとんど見ていないのだが、たまたまアメリカン=リーグ地区シリーズ(ALDS)の第2戦を見た。 Pablo Lopezが、ミネソタ=ツインズの先発投手をつとめ、100球以上を投げて7回まで無失点と好投し…
「涙の乗車券」と適確に訳されたビートルズのヒット曲 ”Ticket to Ride”。 言うまでもないことだが、The Beatles の各メンバーは労働者階級出身で、ユーモアも中身も思想もある、ライブバンドからレコーディングバンドへと成長いちじるしかった革新的で創造…
英語学習の基本練習としてカラオケをすすめているのだが、今日のおすすめは、1970年の懐メロ。10代に向けたバブルガムミュージック(bubble-gum music)・バブルガムソング(bubble-gum songs)の典型なんだけれど、エジソン・ライトハウスの「恋のほのお」(Love…
雑誌では、ChatGPTなどAIの特集が眼につくようになってきています。 不勉強でChatGPTはまだ試したことはないのですが、最近の自動翻訳の精度は60%や70%のでき具合だと聞いたので、数日前にDeepLなるものを初めて使ってみたら、驚いた。まさに一瞬にして、日…
英語を学ぶ際の観点として、学ぶ際の方法論として、スピードというものが大切であると感じてきた*1。 英語学習におけるスピードがいかに重要かという話をするときには、言語活動学習と言語学習の区別と連関の理解が前提となる*2 もうひとつ、自覚しておかな…
植民地根性に陥っては身もふたもないのだけれど、外国語を学ぶ際には、多少は真似ることが必要だ。 外国語を学ぶ際には、音読やシャドーイングもよい練習とされる。インプットとアウトプットに唄*1や映画*2やテレビ番組*3を教材に使うのも悪くない。 という…
www.youtube.com 英語能力試験は必要ですか? - YouTube 以下は、スティーブ・カウフマン氏の「英語能力試験は必要ですか?」(2008年)のあらまし。本動画は、日本語によるものなので、実際に動画をみてほしい。以下は、聞き起こしではなく、氏のお話のあらま…
流暢に英語を話すことをテーマにしたキース・スピーキング・アカデミー(Keith Speaking Academy)による特別番組。タイトルは、「英語が流暢になる方法」("How to become fluent in English")。 www.bing.com How to become fluent in English - Interview wi…
2019年3月12日~15日に、アメリカ合州国はジョージア州のアトランタで開かれたTESOL国際大会・英語エクスポ。その大会でのロバート・フィリプソン(Robert Phillipson)名誉教授の講演。10分17秒ほどの短いものだが、YouTubeで講演を聞いて、これがたいへん興…
日本社会は単一民族で単一言語などと考えているわけでは全くないが、相対的に世界をみるならば、日本の言語環境*1は、アジアの外国語は別にしてヨーロッパの外国語を学ぶ上で条件が整っている言語環境とは言い難い。もちろんそれが不幸せだとか不便だとか言…
外国語を学ぶ際に、リスニングとリーディングがインプットであるとすれば、スピーキングとライティングはアウトプットといえる。 歴史的に、日本の言語環境では、インプットとしての英語リーディングが大切であった。歴史的に、英学にとっては英語リスニング…
本稿は、英語学習に興味をもっていて海外語学*1留学に興味があるものの、主に経済的理由や他の理由から留学実現は難しいと感じている高校生。そして、英語を教えるYouTubeのオンラインサイトに興味はあるものの、多忙のためリサーチする時間のない中学・高校…
昨年アメリカンリーグのMVPに輝いた大谷翔平選手。 今シーズンもその活躍は続いているが、今週、連日二日間で、8打点を果たした翌日に先発投手として13奪三振を実現という快挙を果たし、またMLBのあらたな歴史をつくった。 二日間の試合とは、次のとおり。 …
〇都立高校入試に英語スピーキングテストが導入される 2022年度から約8万人の東京都立高校受験生に対して都立高入試に英語スピーキングテストが導入されるという。事業主体は都教委。運営主体はベネッセ。試験監督は外部人材。採点はフィリピンでおこなうと…
対タンパベイレイズ戦で、エンジェルスの大谷翔平投手が第24号ホームランを打った。 野球もMLBも詳しくない俺がMLBを見始めたのは大谷翔平投手の移籍以来のこと。まだ日が浅い。 さてMLBではクロースプレイに対するチャレンジ制度があるけれど、通常審判には…
Blue Microphones Yeti USB Condenser Microphone, Blackout Edition いま使っているパソコンはDELLのラップトップ。OSがWindows 10のものがほしくて買ったものだ。 もちろんカメラもマイクもついているからZoomの会議もできる。ただ思うところがあり、USBで…
Bose QuietComfort 35 Wireless Headphones II 音楽好きにとっては、音楽を持ち運べるウォークマンタイプのガジェットは楽しい。 これまでテープ用のウォークマンはもちろんのこと。Mini Disc プレーヤーを数台。そして大容量のアップルのiPod*1を数台使った…
大谷翔平投手の活躍がすばらしい今シーズンのMLB。 デトロイトタイガースとの本日の試合でも2番DHで出場し、2本のホームランを放った。 オールスターファン投票でもDHで現在第1位。ホームランダービーに出ることも決まったようだ。 これまで野球にとくに興味…
英文法の重要項目として知られている過去完了は、過去の時間の中のある一点(時期・時間)を基軸にして、その時点までのことを叙述すると説明されるだろう。 過去完了の前に習うと思われる現在完了は、その時間的基軸は現在が機軸となる。少し機械的だが、現在…