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「リマスター:サム・クック」(“The Two Killings of Sam Cooke”)を観た

youtu.be NetflixでSam Cookeの「リマスター:サム・クック」(“The Two Killings of Sam Cooke”)を観た。2019年、1時間14分の作品。 公民権運動の代表歌のひとつとなった“A Change is Gonna Come”(1964)で有名なサム・クックは1931年ミシシッピ生まれ。…

'Once Were Brothers Robbie Robertson And The Band'(DVD)を購入した

Once Were Brothers Robbie Robertson And The Band 'Once Were Brothers Robbie Robertson And The Band'(DVD)を購入した。 劇場で観た本作を今回自宅で再度観たけれど、やはり涙なしに観ることはできない。 出自。両親。土地柄。文化性。そして、いろいろ…

小津安二郎監督の「早春」(1956年)をはじめて観た

早春 小津安二郎監督の「早春」(1956年)をはじめて観た。 池辺良も岸恵子も小津映画の常連ではないが、杉山正二(池辺良)・杉山昌子(淡島千景)・金子千代(岸恵子)・北川しげ(浦邉粂子)らが好演している。 これもたいへんよくできた映画。

小津安二郎監督の「彼岸花」(1958年)をはじめて観た

彼岸花 小津安二郎監督の「彼岸花」(1958年)をはじめて観た。 平山清子(田中絹代)・佐々木幸子(山本富士子)・佐々木初(浪花千栄子)らの女優陣が好演している。 男性俳優でも平山渉(佐分利信)が父親役を好演していたが、話の筋としても、男性より女性…

小津安二郎監督の「お早よう」(1959年)を観た

お早よう 小津安二郎監督の映画「お早よう」(1959年)を観た。 おそらく以前に見たような気がするが憶えていない。多分子どもの頃見たもので印象が薄いのはおそらく鑑賞眼がなかったのだろう。 林実(設楽幸嗣)・林勇(島津雅彦)*1の二人の子役が頑張っていた。…

小津安二郎監督の「東京暮色」(1957年)をはじめて観た

東京暮色 小津監督の作品ではめずらしく暗い作品といわれる「東京暮色」(1957年)をはじめて観た。

小津安二郎監督の「麦秋」を再び観た

麦秋 小津安二郎の「麦秋」(1951年)*1を再び観た。 朝原雄三監映画督による「釣りバカ日誌」15作目「ハマちゃんに明日はない!?」でオマージュを込めた「麦秋」の名場面を杉村春子(矢部たみ役)と原節子(間宮紀子役)が演じている。 いうまでもなく戦後…

'Hank Aaron, Home Run King Who Defied Racism, Dies at 86'

元MLB選手のハンク・アーロン選手が86歳で亡くなった。 MLB現役時代にハンク・アーロン選手がドイツ系アメリカ人のベーブ・ルースのホームラン記録を塗り替えようとしていたとき、ハンク・アーロン選手が直面していた問題は、野球人としての調整や技術の問題…

小津安二郎監督の「お茶漬けの味」(1952年)を初めて観た

小津安二郎監督の「お茶漬けの味」を初めて観た。 出演は、佐分利信、木暮実千代、笠智衆、鶴田浩二、淡島千景、津島恵子、上原葉子ら。 小津安二郎の映画はそれほど観ているわけではないが、これも小津調といえるのだろう。ただし、木暮実千代のすばらしい…

羽仁進「教室の子供たち」を観た

羽仁進監督の映画はほとんど観る機会がなかったが、羽仁監督の教育映画は古典として耳にしたことはあった。 今回機会があり、はじめて「教室の子供たち」(1954年)を観た。 教育環境や家庭環境が関係しているのかどうかわからないが(おそらく多少は関係し…

冷戦下の民間防衛"Duck and Cover"

米ソの冷戦時代の1950年代、アメリカ合州国は、ソ連の原爆に対する対策として、"duck and cover"という標語が使われた。いわゆる民間防衛として、「しゃがんで、覆う」というものだ。放射能もその分防げると考えた。 1950年代の"Duck and Cover"は、今では笑…

はじめて映画「東京キッド」(1950)を観た

美空ひばり主演の映画「東京キッド」をはじめて観た。 1950年の松竹作品。 戦後5年後の作品だから、技術的には成熟度が高いとはいえないが、カネより人情、カネより助け合いという当時の日本人の価値観がまぶしい。 当時13歳の美空ひばりの歌がみどころ。 戦…

小津安二郎監督の「東京物語」を再度観た

山田洋次監督の「東京家族」を観て、再度、小津安二郎監督の「東京物語」を観たくなり、「東京物語」を再度見た。 「東京家族」は、3・11を背景に反映させるため、製作を遅らせたと聞いたが、「東京物語」は戦争で夫を亡くし、子どもを亡くした話であると、…

小津安二郎監督の「麦秋」(1951年)を観た

初めて小津安二郎の「麦秋」(1951年)を観た。 小津映画は、場所(空間)の切り取り方が明確である。 「麦秋」では、鎌倉の海、北鎌倉駅、大仏、江ノ島、鎌倉の家、東京のオフィスビル街、料亭と、場面場面の空間がきっちりと描かれていて、観客側として安…

小津安二郎監督の「東京物語」(1953年)を初めて見た

1953年の小津作品。 尾道から20年ぶりに東京にやってくる老夫婦を迎える子供たち。 けれども医院をやっている長男夫婦や美容室を営む長女の夫婦の東京の生活は忙しい。長男夫婦の孫たちも愛想がない。そんな中、戦死した次男の嫁が優しさをみせてくれる。 杉…

木下恵介監督の名作「二十四の瞳」(1954年)を観た

子供の頃に、木下恵介監督の「二十四の瞳」を確実に観ていると思うのだが、部分部分の記憶しかなくて、はっきりと覚えていない。 それでも、ゆりの花のお弁当箱のエピソードだとか、貧しくて修学旅行に行けない話だとか、教師の描き方でいえば、反戦思想や綴…

Ray Charles の "You Don’t Know Me"(1956)(1962)

1962年にヒットしたRay Charlesの"You Don’t Know Me*1"という唄は、ある女性に対する初心(うぶ)な男の一方的な片思いのような歌詞に聞こえる。 http://www.jazzblueslyrics.com/lyrics/ray-charles/you-dont-know-me-68.html "You Don’t Know Me"が収めら…

Art Blakey の "A Night in Tunisia,"(1961) "Moanin',"(1959)、 Wynton Marsalis の "Live at Blues Alley"(1988)を購入した

A Night in Tunisia (1961) Moanin' (1959) Live at Blues Alley (1988) タワーレコードで、Art Blakey の "A Night in Tunisia," "Moanin'," そしてWynton Marsalis の "Live at Blues Alley"のCDを購入した。 4月1日から導入された消費税。小売店いじめ。…

"Solo Monk"(1965) と"Blue Train" (1958)を購入した

Solo Monk (1965) Blue Train (1958) 入試。試験監督と採点業務。 帰りに、"Solo Monk"と"Blue Train"を購入する。 "Solo Monk" の "Ruby, My Dear"はいい。 先日、タワーレコードで、"Art Pepper Meets The Rhythm Section"、"Somethin' Else"、"Coltrane J…

Steely Dan の "Aja" (1977) などを借りて聞く

Aja (1977) Steely Dan は、意味はよくわからないのだが、音楽的に"Can't Buy a Trill"(1972)を愛聴してきた。 9月はSteely Danを何枚か借りた。そして"Levon Helm" (1978)も。 あと今日Billy Joel の "Streetlife Serenade"(1974)を借りた。 今月は、Jazzで…

"'Round About Midnight" Miles Davis (1957)を購入した

"'Round About Midnight" Miles Davis (1957) "'Round About Midnight" Miles Davis (1957)のレコードを購入した。 合わせて、Charles Mingus の "The Clown"(1957)も購入した。 あと”Late for the Sky" Jackson Browne (1974)と"Glass Houses" Billy Joel (…

The Catcher in the Rye ふたたび読了した

The Catcher in the Rye をふたたび読了した。 The Catcher in the Rye (1951) 日本語でも小説を読むのに苦手意識があるのは、自分にはフィクションよりノンフィクションのほうが上だという偏見があるうえに、その小説の登場人物がやたらと多かったりすると…