2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧
ネルソン・マンデラによる南アフリカの建国を背景とした、ラグビーワールドカップをテーマとした映画「インビクタス」を久しぶりに観た。 「インビクタス」は実にいい映画だ。
馬場のぼるさんの絵本「11ぴきのねこ」を原作として、人形劇と舞台版にした井上ひさしさんのミュージカル作品・「十一ぴきのネコ」。 今回初めて見たが、これはなかなかすごい作品である。子どもも楽しめるが、大人が観るべき内容の深さがある。どちらかとい…
1月23日の朝日新聞のテレビ番組紹介欄で以下の記事が掲載されていた。 「フォーカスオン!」というコラムだ。 愛媛県の南海放送が制作した「放射能を浴びたX年後 ビキニ水爆実験、そして・・・」(日本系、29日深夜0時50分)は、日本の現代史を塗り替えるぐらい…
購入してそのままにしてあった切通理作氏の「山田洋次の<世界>」を読んだ。 読んでみたら、たいへん読み応えのある面白い本だった。 本書は、さまざまな視点から冷静に分析している本であるが、以下の筆者の山田洋次監督に関する評価は同感である。 常に『…
旧ソ連のチェルノブイリ原発周辺にあるベラルーシ生物保護区では、「1986年の事故後20年以上たっても、野生動物の体内に蓄積したセシウムの量が高止まりし続けていることがわかった」と、18日の朝日新聞夕刊(松尾一郎記者)が報じている。 この保護区はチェ…
たかし役の吉岡秀隆さんとゆうや役の神部浩さんの演技が素晴らしい。 西田敏行、永瀬正敏の教師役もいい。 養護学校が舞台の話だが、たかしとゆうやが激しく取っ組み合いをしているところで北海道の雪景色を背景に熱気球がゆっくりと出てくるところにユーモ…
無法松の一生 「無法松の一生」(1958)を観た。昔観た気もするが記憶がない。けれど筋は知っているから、おそらく何回か見たのだろう。 1958年公開作品。三船敏郎・高峰秀子出演。 恋を告白できない男の物語は、山田洋次監督のモチーフにもなっている。 「あ…
東京物語 新派劇「東京物語」を観てきた。 小津安二郎の映画「東京物語」は、広島の尾道と東京。その東京も、長男夫婦や長女夫婦の家、そして次男は戦死してしまった次男夫婦のアパートと、場所が変わるが、今回の劇は長男夫婦の家だけに絞られて舞台が展開…
山田洋次監督は、50年間、映画をつくり続けてきて、今80歳。映画会社専属の映画監督もめずらしくなったが山田洋次監督はそうした一人。 その山田洋次監督が選んだ日本の名作100本という企画本で、本編では、「家族編50本」が選ばれている。 ぱらぱら眺めてい…
1953年の小津作品。 尾道から20年ぶりに東京にやってくる老夫婦を迎える子供たち。 けれども医院をやっている長男夫婦や美容室を営む長女の夫婦の東京の生活は忙しい。長男夫婦の孫たちも愛想がない。そんな中、戦死した次男の嫁が優しさをみせてくれる。 杉…
1月6日の朝日新聞で、作家の半藤一利さんが朝日新聞のインタビューに答えている。 ー 日本の歴史の中で、今の時代をどうとらえていますか。 私は時代の変化を「断絶」で考えている。明治維新は西洋文明を入れることで断絶に向き合い、敗戦後は第日本帝国から…
「学校」は、1993年の作品。 学生時代から山田洋次監督の映画は好きだったが、この頃は仕事も忙しく(今も変わらないが)映画館に出かける時間的余裕がなかった。職場の社会科の先輩に、まだ見ていないのか、映画くらい見る余裕を持てと言われた記憶がある。…
「実践的唯物論への道 人類生存の哲学を求めて」芝田進午(2001) 「実践的唯物論への道 人類生存の哲学を求めて」芝田進午(2001)を読了した。
オリジナルアルバムが5枚入った安価版が発売されている。 ランディニューマンのものもあって、Rhinoから出ている。 Randy Newman (1968) 12 Songs (1970) Sail Away (1972) Good Old Boys (1974) Little Criminals (1977)
今回のRandy Newmanの"Live in London"には、DVDもついている。 2008年のツアー中にイギリスでBBCコンサートオーケストラとともに教会でおこなわれたパフォーマンス。 比較的新しい "The World Isn't Fair," "Laugh and Be Happy" と同様に、"Political Scie…