Yamada
「男はつらいよ 第6作 純情篇」(1971年) おいちゃん(森川信)と寅さん(渥美清)の”喧嘩”は「男はつらいよ」(山田洋次監督)の見どころの一つである。 「男はつらいよ 第6作 純情編」(1971年)でも、夕子さん(若尾文子)の入浴をきっかけに可笑しな言…
以下、朝日新聞デジタル版(2020/1/1 18:00)から。 かつて正月映画の定番といえば、「男はつらいよ」だった。22年ぶりの新作公開でいま話題になっているが、久々すぎて記憶がおぼろげだったり、シリーズを見たことがなかったり、という人も少なくないだろう…
以下、朝日新聞デジタル版(2019/12/31 20:00)から。 かつて正月映画の定番といえば、「男はつらいよ」だった。22年ぶりの新作公開でいま話題になっているが、久々すぎて記憶がおぼろげだったり、そもそもシリーズを見たことがなかったり、という人も少なく…
以下、朝日新聞デジタル版(2019年8月6日17時30分)から。 1969年の公開から50年となる人気映画「男はつらいよ」シリーズ。今年12月には22年ぶりに新作となる第50作「男はつらいよ お帰り 寅さん」が公開されるほか、今月7日に東京・日本橋の三越…
以下、映画ナタリー(2019年7月24日 17:00)から。 新聞記者 山田洋次が「新聞記者」に寄せたコメントが到着した。「新聞記者」は国家権力の闇に迫ろうとする新聞記者・吉岡と、現政権に不都合なニュースをコントロールする任務を与えられたエリート官僚・杉原…
久しぶりに山田洋次監督の映画「学校」を観た。 たいへん地味な映画だが、泣ける。 すばらしい作品だ。
以下、朝日新聞デジタル版(2018年10月31日17時55分)から。 50作目の新作として22年ぶりに制作される映画「男はつらいよ」シリーズ(2019年12月27日公開予定)に、俳優の後藤久美子さん(44)が23年ぶりに復帰することが明らかになった。山…
以下、朝日新聞デジタル版(2018年9月6日19時01分)から。 山田洋次監督(86)と松竹は6日午後、東京都内で記者会見し、映画「男はつらいよ」の新作を撮ることを明らかにした。1969年の第1作公開から来年で50年。節目の年の公開に向け、前作から2…
以下、朝日新聞デジタル版(2018年9月6日14時19分)から。 四角い顔のあの男が帰ってくる――。観客動員延べ8千万人を記録した映画シリーズ「男はつらいよ」。1969年の第1作公開から来年で50年。原作者の山田洋次監督(86)が節目の年の公開に向け、…
山田洋次監督の「家族はつらいよ2」を観てきた。 ていねいにつくられた映画で、面白く、笑えた。 出演陣は前作のメンバーにくわえ、劇団ひとり。笑福亭鶴瓶の特別出演も功を奏していた。 前作より出来がよいように感じた。 悲劇と喜劇とは、ほんの少しの距…
第34作「男はつらいよ 寅次郎真実一路」をまた観た。 マドンナは、富永ふじ子役の大原麗子。 大原麗子の演技力はすごい。 富永健吉役の米倉斉加年は、シリーズでは警官役などもやっているが、それを忘れさせるほどの演技力。 寅次郎の「俺はきったねえ男です…
以前にも見たことのある第23作「男はつらいよ 翔んでる寅次郎」を観た。 マドンナは、桃井かおり。 入江絹子役の木暮実千代が適役。 本作でよいのは、なんといっても北海道の旅館の若旦那の湯原昌幸。若大将シリーズの田中邦衛の青大将のようなところがあっ…
これもまた前に観たことがあると思うが、「男はつらいよ 寅次郎紙風船」を観た。 マドンナは、小沢昭一さん扮する倉富常三郎の未亡人役で、音無美紀子さん。 小田島愛子役の岸本加代子さんも大活躍。愛子の兄役の健吉役に地井武男さん。 本作ではなんといっ…
前に観たことがあるはずだが、「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花」を観た。 マドンナはリリー役の浅丘ルリ子。 「男はつらいよ」のシリーズの中でも、リリー役の浅丘ルリ子が登場するのは、これが3作目。 なんといっても渥美清と浅丘ルリ子のかけあいが…
山田洋次監督の「家族はつらいよ」を観た。 橋爪功、吉行和子、林家正蔵、妻夫木聡、蒼井優、風吹ジュン、小林稔侍らが熱演・好演している。 笑福亭鶴瓶の特別出演もいい。 松竹120周年記念の本作品は、小津安二郎の「東京物語」のオマージュでもあるようだ。
「男はつらいよ 旅と女と寅次郎」第31作をまた観た。 マドンナは、都はるみ。 俺は都はるみの特別なファンではないけれど、本作は、「ローマの休日」のプリンセスの逃避行のようなところがある。 あらためて聞くと、演歌もなかなかいい。 佐渡島は、数年前、…
海外で床屋に行くと、日本の床屋さんの技術の高さをあらためて感じることがある。 これまで海外に滞在して床屋さんに行った場所といえば、カリフォルニア州のサンフランシスコ。ニュージーランドのハミルトン・ロトルアなどだが、洗髪はないし、カットした毛…
第38作の「男はつらいよ 知床慕情」は、三船敏郎出演。 マドンナは竹下景子・淡路恵子。 3作品後の第41作でも、淡路恵子と竹下景子が出ている。 このウィーンロケの第41作を俺はよしとしないが、第38作のほうがまだましである。が、竹下景子なら、なんといっ…
冒頭の、何度も就職試験を受けているのになかなか受からない諏訪満男の場面と、満男の家出が泣かせる。 マドンナは松坂慶子。第27作以来の登場*1。 「釣りバカ日誌」の西田敏行も特別出演している。 いつも通りだが、元旦の寅さんの年賀状の挨拶もいい。 新…
「男はつらいよ」の中では、俺はリアルタイムで見た第1作・第2作が好きなのだが、第43作の夏木マリさんの「寅次郎の休日」も傑作と評価している。 本作は、ウィーンという海外ロケ。 これは「男はつらいよ」の舞台設定として大変厳しい。俳優陣も、撮影スタ…
「男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日」第40作をまた観た。 マドンナは三田佳子。三田寛子・すまけい出演。 1988年公開。
マドンナは志穂美悦子。長渕剛出演。 第37作。 1986年公開。
「男はつらいよ 寅次郎物語」は、第39作。 マドンナは秋吉久美子。秀吉くんの母親役に五月みどり。 子どもは病気をしながら強くなる。 秀吉くん(伊藤祐一郎)が病気になったときの医師(松村達雄)がいい味をだしている。 それと御前様(笠智衆)とさくらの…
「男はつらいよ 花も嵐も寅次郎」は、沢田研二・田中裕子が出演。沢田研二さんも田中裕子さんもとてもいい味を出している。 すてきな映画に仕上がっている。 第30作。1982年公開。
たしかリアルタイムで劇場で観たと思うが、「男はつらいよ」第29作、「寅次郎あじさいの恋」をまた観た。 加納作次郎役の片岡仁左衛門がいい。 脇をかためる近藤役の柄本明もいい。 それになんといってもかがり役の石田あゆみがいい。 京都、奥丹後、鎌倉。…
「男はつらいよ」のシリーズは全部観ているので、この第19作もブログに書いたと思っていたら、書いていないようだ。 本作品は、なんといっても殿様の嵐寛壽郎と執事の三木のり平がみどころだ。 山田洋次監督は、評価すべき素晴らしい監督だが、それは監督の…
山田洋次監督が、本映画の製作にあたって、次のように述べている。 井上ひさしさんが、「父と暮せば」と対になる作品を「母と暮せば」という題で長崎を舞台に作りたいと言われていたことを知り、それならば私が形にしたいと考え、泉下の井上さんと語り合うよ…
以下、「フロントランナー」から。朝日新聞(2015年12月12日03時30分)デジタル版より。 今日12月12日は、映画人にとって特別の日だ。巨匠小津安二郎監督の誕生日であり、ちょうど60年後、没した日なのだ。その日、同じ松竹の流れをくむ自身の新作「母…
以下、朝日新聞デジタル版(2015年7月12日05時00分)より。 長崎原爆をテーマにした映画「母と暮せば」の制作が進んでいる。劇作家の故井上ひさしさんの遺志を、山田洋次監督(83)が継いだ作品で、女優吉永小百合さん(70)が主役をつとめる。戦後70…
映画館で山田洋次監督の「小さいおうち」を観てきた。 松たか子さんと黒木華さんの演技が光っていた。 とりわけ松たか子さんが素晴らしい。 脇をかためる倍賞千恵子さん、吉岡秀隆さん、片岡孝太郎さんらもよかった。 山田洋次監督の82作目の作品。 原作は中…