2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧
原作はフランク・マコートで、フランク・マコートの自伝的作品。フランク・マコートは、アメリカ合州国にわたり、国語の教師となった。アイルランドのカトリック教徒の貧乏人、アイルランド移民のお話である。 原作をパラパラと読んだことがある。 アイルラ…
久しぶりに映画「アラバマ物語」を観た。 Gregory Peck主演。 ロバート・ドュヴァル(Robert Duvall)の初出演。 これは、30年以上も前に、アメリカ合州国滞在中に観たことがある。 映画制作の裏話のインタビューも付録として見ることができる。 書きたいこと…
Teaching a People's Historyのサイトを閲覧していたら、"November is Native American Heritage Month."とあった。 http://zinnedproject.org/posts/featured-activity/native-american-heritage-month November is Native American Heritage Month. While …
NPRで感謝祭のニュースが耳に入ってきていた。 11月の第4木曜日は、感謝祭。 もう8年も前のことになるが、俺も感謝祭で七面鳥をいただいたことがある。 そんなことも忘れるほど、今は忙しい毎日だ。 ホワイトハウスの七面鳥はオバマ大統領によって恩赦になっ…
11月20日の朝日新聞に「木下恵介生誕100年祭」の話題が掲載されていた。 木下恵介監督の「二十四の瞳」は、日本が誇ることにできる素晴らしい映画作品のひとつと俺は高く評価しているが、木下恵介監督の評価は「不当に」低い。 レンタルビデオ屋さんで借りよ…
「本多勝一、探検的人生を語る」(2012) 「本多勝一、探検的人生を語る」を購入した。 烏賀陽弘道氏によるインタビューが面白い。 本多勝一記者の「社内的自由を保障した管理職」とは、社会部長の「田代喜久雄氏(1917~93)」だという。 また、本多さんによれ…
総選挙について、朝日新聞の「インタビュー」「オピニオン」欄で、慶応大学教授の渡辺靖さんの意見が載っていた。 「1カ月ほど米大統領選について考えていたら、いつのまにか政党が15も。驚きました」と渡辺さんはコメントしているが、実際、多くの日本人が…
「原発事故めぐり1万3千人が告訴・告発」と、昨日の朝日新聞の報道にあった。 「これだけ多くの人がまとまって捜査を迫るのは極めて異例」とあったが当然のことだろう。 原発災害は、人類規模で影響を与えてしまう、取り返しがつかない大災害である。 核廃…
映画"Finding Forrester"を何度観たことだろう。 Sean Conneryをはじめ、俳優陣がいい。 Bronx出身のジャマールは、若いけれど可能性に満ちている若者で、ウィリアム・フォレスターが教えられる「対等・平等」のところがあるのだが、この映画は黒沢明の「椿…
「福島に『人権宣言』を」という記事が朝日新聞に載っていた。 弁護士が中心となり、「福島人権宣言」をまとめ、ネットや集会で賛同者を募っているという。10万人が目標ということだ。 福島人権宣言(骨子) 私たちは今、大いなる不安の中で生活しています。…
エリア・カザン監督の映画「紳士協定」(Gentleman's Agreement)を初めて観た。 エリア・カザン(Elia Kazan)は、ハリウッドテン関係で有名な監督。知人・友人を売ったことで、裏切者のレッテルを貼られたことで有名なのだから、悪名というべきか。 本作は、ユ…
1年ほど前に吉野源三郎さんの「人間を信じる (岩波現代文庫)」という本を買った。「ヒューマニズムについて −人間への信頼」「理想と現実」「思想のリアリティと同時代」などの論稿はすぐに読んだが、読了はしていない。 「ヒューマニズムについて −人間への…
米大統領選で再選を決めたバラクオバマ大統領の勝利演説を聞いた。 全体で40分くらいだったろうか。 白人、黒人、アジア系、ラティーノ…異人種、異文化、異民族のアメリカ合州国の団結、統合を訴えていた。 ついでに、the Democratic National Conventionで…
Come Away With Me 友人にさそわれてNorah Jonesのコンサートに行ってきた。
映画”The Natural"(1984)は、ロシア系ユダヤ移民の子孫であるBernard Malamudの1952年の小説を映画化した作品。 Barry Levinson監督で、Robert Redford主演。 Pop Fisher役のWilford Brimleyと、Red Blow役のRichard Farnworthがいい。 "The Natura"lは前に…
英語教師・田尻悟郎先生は、実践家として有名な先生である。 以前、同僚の若手英語教師に薦められていた「(英語)授業改革論」を、今回ようやく読んだ。 田尻先生は、言う。 「改めて考えてみよう。教師が説明をたくさんすればするほど、生徒は理解を深め、英…
渡辺一夫さんの「狂気について―渡辺一夫評論選 (岩波文庫)」は評論選集なので、順番は好き勝手にさせてもらって、読んでいる。 タイトルにもつけられた「狂気について」というエッセイでは、人間というものは、「天使になろうとして豚になる」存在であると、…
県立相馬農業高校飯舘校の高校生が、「今月、村独自のまちづくりや村民の連帯を研究する『飯舘学』を修学旅行先の奈良県曽爾村で発表する」という記事が、本日の朝日新聞に載っていた。 飯舘村の村民の自主的な取り組みについては、福島第一原発事故直後に、…
河合隼雄さんについては、本多勝一さんの著書「子供たちの復讐 上 開成高校生殺人事件」「子供たちの復讐 下」で知ったと思う。 「子供たちの復讐」が出たのはいつだったか。 インターネットで調べてみたら、1979年のようだ。すでに30年以上も前の話で、わた…