映画"Finding Forrester"を久しぶりに見た

”Finding Forrester”



 映画"Finding Forrester"を何度観たことだろう。
 Sean Conneryをはじめ、俳優陣がいい。

 Bronx出身のジャマールは、若いけれど可能性に満ちている若者で、ウィリアム・フォレスターが教えられる「対等・平等」のところがあるのだが、この映画は黒沢明の「椿三十郎」のように、鍛練し訓練を積んだ侍が、モノのわかっていない若侍にいろいろと教えるようなところがある。


 次は、ウィリアム・フォレスターがジャマールに教える、そうした教訓のひとつ。


You could learn a little something about holding back.

 ウィリアム・フォレスターがモノを書くときの極意を次のように語る。

 No. No thinking. That comes later. You write your first draft with your heart. You rewrite with your head. The first key to writing is to write, not to think.

 俳優ショーン・コネリーの祖国がスコットランドであり、ショーン・コネリーがその祖国に誇りをもっていることは有名。
 スコットランドに帰るウィリアムをジャマールがアイルランドと冗談をいうところがいい。ウィリアム・フォレスターは、"Scotland, for God's sake!"と切り返す。

 最後のIsrael "IZ" Kamakawiwo`ole's による"Over the Rainbow/ What a Wonderful World"もいい。