2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧
金融庁から業務停止命令を受けた中央青山監査法人は、トップ交代が正式に決まった。他の監査法人へ切りかえる上場企業は50社を超え、急速に顧客離れが進んでいると朝日新聞が伝えている。「カネボウの粉飾決算事件は、緊張感の欠如や甘さ、互いへの無関心が…
もうつぶれてしまったけれど、東京は銀座にあった洋書専門店のイエナ書店で見つければ常に買っていたRobert Christgauのロック評論の書籍。レコードやCDを買う際には、いつもこのガイドブックを参考にしていたけれど、彼の批評もインターネットで読めます。 …
インターネットの時代ですね。 今回、ニール=ヤング(Neil Young)の新譜”Living With War”の全曲が公式サイトでダウンロードできるということで話題になっていましたが、ポール=サイモン(Paul Simon)の新譜「サプライズ」(Surprise)がかなり聞けるサイトが…
英語の歌詞は、韻を踏んでいること(rhymed)が多い。 ポール=サイモンの新譜「サプライズ」(Surprise)の一曲目の”How Can You Live In The Northeast?”で、これを確かめてみよう*1。 sky July South mouth you Jew Hindu*2 you earth birth voice rejoice he…
日曜日だが、今日は、クラブ関係の出張で一日出かけないといけない。
今日は雨の中を集会に参加して歩いたのちに、大学時代の友人たちと会って食事をした。いつも通りの楽しい時間となった。 学生時代は、素晴らしい先生、素晴らしい友人、そして感銘を受けることのできる本、この三つに巡り合うことができれば、有意義な学生生…
一般論として「教師はつらいよ」というのが私の正直な実感である。それでも、教師という仕事は、ときに楽しいこともあることも事実だ。 毎年、毎年、楽しいことも、辛いこともある教育現場だが、今年は、楽しいことが多い気がするのは何故だろう。 実際、長…
Surprise 一方、「サプライズ」(Surprise)の最後を飾るFather and Daughterは、明るく楽しい曲だ。アルバム全体を通じて、ようやく少し明るい曲想の登場と言ってもいいかもしれない。 ドラムスがやたらと元気がいい。ベース音もはじけている。 質問が多く、…
Surprise 一曲目のHow Can You Live In the Northeast?は、アルバムの基調ともいうべき暗く不安な気持ちにさせられるギター音が奏でられてから、次のように唄が始まる。 We heard the fireworks Rushed out to watch the sky Happy go lucky Fourth of July …
ポール=サイモン(Paul Simon)の新譜「サプライズ」(Surprise)が我が家に届いたので、早速、iPodに入れて聞いている。 ブライアン=イーノ(Brian Eno)とのコラボレーションということで、音としては、ポール=サイモンの音にブライアン=イーノの音が加わり…
ブルース=スプリングスティーンの新譜「勝利を我らに」(We Shall Overcome: The Seeger Sessions)を聞いた。 収められている13曲はすべてトラディショナルで、ピート・シーガー(Pete Seeger)ゆかりの唄ばかり。 ピート=シーガー*1といえば、言うまでもなく…
それで、私は思うのだが、一番大切なものは、なんといっても教師集団であろう。 学校で一番大切なものは生徒ではないのかという反論が聞こえてきそうだが、それはそうなのだが、生徒を大事にするためにも、教師集団が大事なのである。 それで、素晴らしい教…
私立大学附属校で英語を教え始めて、すでに四半世紀、つまり25年以上が経つ。 教育の仕事というのは、すぐに結果や成果が見えないから、自分なりに懸命にやっていても、成果があがっているのかどうか皆目かわからない。 クラブ活動の顧問なら、指導期間が長…
5月だというのに、このところ雨模様が続いている。 今日などは、雷も鳴り続けた。 最近は、なるべく自転車に乗るようにしている。ちょっとした買い物も、自転車だ。 それにしても天候が悪すぎる。 いい天気に恵まれて、気持ちよく走りたいものだ。
大学生の就職戦線もたけなわのようで、森永卓郎さんの森永経済提言というポッドキャスティングの今日の番組で、内定が取れる人は、実はたくさんの会社で内定が取れていると、いわば二極化傾向があると、明海大学・リクルートによる調査分析結果を紹介してい…
私も佐藤学氏の意見に全面的に賛成で、「職員会議での採決禁止」は、学校現場の活性化につながるどころか、教育の死を意味するとさえ考えている。 もちろん、私は、校長の決定権を否定するものではない。さらにいえば、これも当然のことだが、校長の指導性も…
今朝の朝日新聞朝刊の「きょうの論点」という欄に、東京都教育委員会の例の「職員会議で採決禁止」について、通達を出した側の見解*1と、それに対する反対意見*2が掲載されていた。 「校長が指導力を発揮できていない学校」の「原因は教職員による妨害ではな…
これは私の個人的な推測に過ぎないが、小学校の英語教育導入も、結局のところ、子どもを早期から好条件で英語学習に取り組ませられる家庭と、そうでない家庭とに分断することをねらっているに過ぎないのではないか。 そうでなければ、きちんとした戦略・戦術…
「教育の機会」は「所得次第」という記事が、今朝の朝日新聞に載っていた。 その記事によれば、小学校を除いて、幼稚園・中学校・高校・大学で、すべて私立に通わせると、約2100万円もかかるという。 そもそも、教育とは「競争」なのかという根本問題がある…
荻原浩原作の本「明日の記憶」は読んでいないのだが、渡辺謙・樋口可南子主演の映画「明日の記憶」を観た。 広告代理店に勤めるやり手の佐伯部長(渡辺謙)が、若年性アルツハイマーに襲われてしまうことからドラマは展開する。生き方と夫婦愛がテーマだ。 …
実はこれは昨年読んだのだけれど、石川文洋さんの「日本縦断 徒歩の旅―65歳の挑戦 (岩波新書)」から学ぶべきことを少し考えた。 この本は、石川文洋さんの65歳の挑戦であり、日本列島を3300キロ歩いた記録なのだが、文体としても記録としても、妙な気負いが…
注文していた田渕義雄さんの「森暮らしの家 全スタイル (BE‐PAL BOOKS)」が我が家に届いた。 大きな装丁の本で、中には、きれいな写真がぎっしり。文章については、田渕さんの文章だから、安心して読めるはずだ。 こうした本は、じっくりと眺めながら、読ん…
田渕義雄さんの「フライロッドと人生 (FlyRodders SELECTION)」はとても面白い本だ。 最初の「フライロッド=パスポート宣言」から、気に入った箇所を引用してみると、以下のようにたくさんある。 「川に向かってひとりで無心に腕を振りつづけるきみの姿は、…
久しぶりにバイシクルでちょっとお散歩してみたら、BD-3は、言うことをきかない子馬のような感じがした。以前暇があれば自転車に乗っていた頃と違ってスピードに慣れていない自分も自覚できたし、ペダルをクルッと回して、靴をペダルのストラップにスポッと…
これは今日のことではないのだが、最近久しぶりに愛車に乗ったので書いておく。 現在の私の愛車とは、BD-3である。 こいつは自動車ではなくて、折りたたみ小径自転車である。 子どもの頃をのぞいて、私の最初の自転車は、メリダのクロスバイク。こいつはよく…
インターネットで知り合いになった合州国の数名の教師たちに会うために合州国西部をレンタカーでまわったのは1992年のことだった。そのとき、「母の日」はやらないという高校教師の話があって、その理由はと聞くと、いわゆる家庭崩壊で母がいない子どもがい…
ブルース=スプリングスティーン(Bruce Springsteen)がピート=シーガー(Pete Seeger)の 「勝利を我らに」(“We Shall Overcome: The Seeger Sessions”)をカバーしたセッションアルバムを出して話題になっている。 少し前のIHTの記事で読んだのだが、ブルース…
もちろん、そもそもが、リーダーシップとは、独裁という意味ではない。 構成員の個々の意見を聞いて、説得と納得において、統一見解を深め、高める議論をおこなうことだ。そうした決定をして、構成員全体で教育活動にあたることである。 レベルの高い教育集…
私自身は、ある私立大学の附属高校で長年英語教師をやってきて、二人の子どもの父親でもある。 それで、私自身、古い考えで、ある意味で「反面教師」というコトバを信じていて、どんな環境であろうと子どもというものはさまざまなことを学べるはずだという信…
昨日、あなただったら、どういう学校に自分の子どもを預けたいかという質問をした。 次に再度、その質問を掲げてみる。 あなたにお子さんがいるとして、次の学校のうち、あなたはどの学校に子どもを任せたいですか。 (1)管理職が無能だが、えばってばかり…