中央青山離れが加速している

amamu2006-05-31

 金融庁から業務停止命令を受けた中央青山監査法人は、トップ交代が正式に決まった。他の監査法人へ切りかえる上場企業は50社を超え、急速に顧客離れが進んでいると朝日新聞が伝えている。「カネボウ粉飾決算事件は、緊張感の欠如や甘さ、互いへの無関心が温床になった。組織だけでなく、実際に監査に当たる人間事態が変わらないといけない」と新理事長が新聞紙上で語っていた。
 仕事というものは、互いの緊張感と高い職業倫理観がないといけない。内部告発をしようとするものをいじめるのが日本社会の一般的傾向だが、内部告発がされるような自己点検能力がなければ、結局、自分たちの首を自分たちで絞めるということを肝に銘じるべきだ。