2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

国弘正雄さんが亡くなられた

同時通訳者として有名であった國弘正雄さんが亡くなられた。 私も「英語の話し方」など、國弘さんの著作を数冊読んだことがある。 只管打座をもじって、只管朗読という表現を自作され、英語学習方法における音読を強調された。 みずからの戦争体験から反戦思…

「今問う 漱石の個人主義」

漱石の「私の個人主義」について、昨日の朝日新聞で東京大学大学院の小森陽一教授がコメントを寄せていた。 漱石の有名な学習院での講演「私の個人主義」は、ちょうど100年前の昨日11月25日におこなわれたという。 西洋人の借り物でない文学を確立するための…

瀧川鯉昇と柳家喬太郎の二人会

瀧川鯉昇と柳家喬太郎の二人会に出かけた。 瀧川鯉昇の語りがよかった。 「二人会」と題しているが、瀧川鯉昇のほうが時間が長かった気がする。鯉昇がトリだったせいだろうか。演目でも喬太郎が鯉昇に気を使っているような気もした。いずれにしても、鯉昇と…

「違憲状態 総選挙なら一斉提訴へ」

2日前の朝日新聞の記事だが、「一票の格差」是正を求めてきた弁護士グループが、解散に疑問を示す会見を開いた。 最高裁が「違憲状態」とした選挙制度の抜本的改革が進んでいないからだ。 「今回も最高裁が『問題は解決されていない』と指摘した制度のもとで…

21日の衆議院解散に大義はあるのか

安倍首相は、18日夜、首相官邸で記者会見し、来年10月に予定されている消費税10%への引き上げを1年半(18か月)先送りし、21日に衆議院を解散すると表明した。 この記者会見をテレビで見たが、「財政再建の旗を降ろすことはけっしてありません」。「再び延…

「『沖縄の誇り』浸透」

昨日、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設計画の是非が争点となった沖縄県知事選は、「辺野古ノー」という結果となった。 前那覇市長の翁長雄志氏が当選した。 「県民が私たちより先を行っていた。そこにたどりついて、沖縄の政治が動き出した」と選挙…

遠藤賢司のデビュー45周年 リサイタル〜44年目のカレーライス〜に行ってきた

純音楽家・遠藤賢司の「デビュー45周年記念 44年目のカレーライス」に行ってきた。 高校時代にアルバム「満足できるかな」を愛聴した俺としては、「満足できるかな」「寝図美よこれが太平洋だ」「待ちすぎた僕はとても疲れてしまった」なども良かったけれど…

J.D.Salingerの"The Catcher in the Rye"を再読した

小説というものを俺はほとんど読んでいないのだが、それでもいくつか読んだものもあって、たとえば高校生のときにJ.D.Salingerの"The Catcher in the Rye"を読んだことがある。 英語で読んだから大変だったのだが、主人公が男の子の小説だから、思春期の俺に…

押尾コータローのパンドラツアー

押尾コータローのパンドラツアーに行ってきた。 「戦場のメリークリスマス」は植木豪さんのダンスとの協同作品だった。 Hard Rain (Type:D)もよかった。

A.A.Milneの"The House At Pooh Corner"

A.A.MilneのPoohさんとの出会いは、高校1年生のときの教科書だった。その課は"Winnie-the-Pooh"からとられていた。 続編の"The House At Pooh Corner"では、冒頭のイーヨーの話("In which a house is built at Pooh Corner for Eeyore")と、ティガーが登場…

Car TalkのホストのひとりTom Magliozziが亡くなった

たまたまCar Talkのサイトに行ってみたら、Car TalkのホストのひとりTom Magliozziの死亡告示が出ていたのでたいへん驚いた。 弟のRay Magliozziが弔辞を書いている。 Car Talk は、2012年に新しい番組をつくることを止めているが、Podcastで聞くことができ…

Jack Savorettiの"Tie Me Down"

先日、BBC Scotlandを聞きながら、「ながら」で別のことをしていたら、「なみだ〜の」と聞こえたので、日本語かなと思ってしまった。もちろん聞き違いで英語の歌だった。 調べてみたら、Jack Savorettiという歌手の"Tie Me Down"という唄ということがわかっ…