J.D.Salingerの"The Catcher in the Rye"を再読した

The Catcher in the Rye

 小説というものを俺はほとんど読んでいないのだが、それでもいくつか読んだものもあって、たとえば高校生のときにJ.D.Salingerの"The Catcher in the Rye"を読んだことがある。
 英語で読んだから大変だったのだが、主人公が男の子の小説だから、思春期の俺にも読めたのだろう。
 この小説では、口語的表現、four-letter wordsも、swear wordsも、俗語も卑語もたくさん学んだ。
 今回再読してみて、カトリックや宗教に関するこだわりと、とりわけ人物描写と対話、そして全体の話の構成がうまいと感じた。
 俺のもっている"The Catcher in the Rye"のPenguin Modern Classicsのペーパーバックは、カバーがシルバーで、出版年は1973年。これがもうボロボロなので、再度ペンギンのペーパーバックを買っておいたペーパーバックの出版年が2010年。今回はこれで読んだ。
 随分と前から"The Catcher in the Rye"のAudiobookを探していたのだが見つけることができなかった。最近、ようやくYouTubeでいくつか発見できた*1。こうしたものがあれば、高校時代の読書はもっと楽だったろうと思う。
http://www.youtube.com/watch?v=-Tlw5ugpm5I
http://www.youtube.com/watch?v=3ZyIZ0Lx2XU
 冒頭に書いたように、俺は小説はほとんど読まないのだが、"The Catcher in the Rye"は、また読んでみたいと思う一冊だ。

*1:これはもともとはカセットテープのメディアによるもののようだ。