反戦・平和の伝統にかなった「母の日」の行動

 インターネットで知り合いになった合州国の数名の教師たちに会うために合州国西部をレンタカーでまわったのは1992年のことだった。そのとき、「母の日」はやらないという高校教師の話があって、その理由はと聞くと、いわゆる家庭崩壊で母がいない子どもがいるからだと言っていた。
 この「母の日」だが、そもそもは、反戦・平和を趣旨として始まった。
 歴史を見てもわかるように、戦争を実行するのは男と相場が決まっていて、命を産み育てる母親が戦争に反対するということは理屈が通っている*1
 その伝統にもとづいて、母の日に、イラク戦争で息子を失ったシンディ・シーハンさんら女性団体らによる反戦の催しがおこなわれたようだ。
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/world/operation.html?d=14mainichiF0515m017&cat=2

*1:男も、父親も、当然、こうした母親の運動に連帯すべきだろう。